キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン感想、考察もくじ
現行キン肉マン 新シリーズ(仮題)感想 レビュー

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現行キン肉マン 209話:新たなる潮流!感想 レビュー その2

 「あれはボクが王子と出会って間もないころでした」

回想のミートは風邪をひいて寝込んでいる模様

普通に考えれば異星人であるミートだから地球のウィルスに
免疫を持っていないって事は至極同然なんですけどね


元々地球で育ったキン肉マンや頻繁に地球に来ている委員長は例外だとしても

でも真弓が地球の超人オリンピックで優勝した経験もある事を鑑みれば
違う星に降り立つ際には予防接種を受ける義務があったかもしれません


ミートは予防接種を受けなかったのか?


受けて無いでしょうねいくら頭が良くても子供ですから



注射器が怖いお年頃だったんでしょう




メガネのまま病床につくミート
まあ外すと誰だかわからなくなるからね、仕方ないね



 ふとミートは何かの匂いに釣られて横を見やると
そこには不格好ながら牛丼らしきものが置かれていました


空腹のミートは一口それを含みますが



「まずっ!!」


そして現れるエプロン姿のキン肉マン


裸エプロン・・・!?
しかもハートマーク・・・!?



こういうあからさまな「新婚夫婦か!」
みたいなネタはかえってあっち系の女子にウケが悪そう
(それを何女子と呼ぶかは断言しない)



どうやらこの牛丼・・・下手なりにキン肉マンが
自分で調理したもの・・・らしい


しかしスグルは「買ってきたからそれ食べて栄養付けなさい」
と照れ隠しなのか嘘をつきます


牛丼は手作りでも商品でもそこまで原価が変わらないのですが
自分だけ食べるならまだしも病人に食べさせるモノですから
手作りで誠意を込めてやりたいってのがキン肉マンの心情でしょうか


病人に食べさせるチョイスでは無いですが
そこはキン肉マンの気持ちを汲みましょう


包丁でズタズタになったであろう思わしき指を見て
「王子・・・その指」
と牛丼が調理されたものである事を察するミート


しかしキン肉マンは恩を売ろうとせず
「買ってきたんだって」の一点張り



その気持ちに感動したミートはまずいのも目をくれず
牛丼を食べつくします


ワンピースのチョッパーのエピソードを思い出しましたよ





究極の超人タッグ編でミートを勘当した人間と同一人物とは思えんな



キン肉マンの「優しさ」
(おそらく自分がダメ超人と蔑まれた故身についた他人に優しく接するのび太的思考)

がにじみ出たエピソードでありますが
これってスポンサー的にどうなんでしょうね


今後またキン肉マンが子供向け時間帯でアニメ化するぞって流れになった時
「キン肉マンの手作り牛丼の素」的なレトルト商品を売り出せなくなっちゃうと思うんですが



「王子のそういうさりげない優しさが好きなんです」
で締めるミート


それを聞いてノックも
「(キン肉マンの下を離れる気が無いのは)よくわかりましたよミートくん」と納得


 事後処理は全て終了し下山する一同

「委員長、このぐらいでよろしいでしょうかー?」
と手を振っているモブキン肉族?ハラボテ族?のパースがおかしくないっすかね?

あの対比だとやたらと小さく、委員長がやたらとでかい体格差になっているような




そして訪れる「新たな敵」の伏線
エアーズロックに落雷した場所から出現するフードの男・・・


彼は山頂に埋めてあった武道の竹刀をへし折り
いかにも新シリーズ最終ボスのような出で立ちのまま次週へと「引き」ます



 総評:87点


まだまだ面白いかどうか判定不可能ともいえる導入部分
ミートの回想シーンが取り上げられたりした時点で
なにかしらの重要な役割をミートが担うのか

ゆでたまごのことだから意味深に中野さんのカツラが
転がるシーンみたいに導入部分のこのやりとりも
「実はなんの伏線でもありませんでした」にするのか


ここで新キャラ予想を立ててみる


 数少ない情報から予測できるのは
「雷」とともにやってきたのでマグネットパワー関係者?
武道の竹刀をへし折ったので武道関係者?

=ネプチューンキング!?


というのは深読みですので
「落雷」はまあありがちな演出としてマグネットパワーは関係ないとしても
武道(ザ・マン)の関係者はあり得そうですが


天上界の残りの神々?
神話は前回のシリーズで取り上げたので今回は違うアプローチが欲しいのですが



「アタルが今回出てくる」と言っていたので
アタルの関係者?


アタルが家出して放浪していたときにのした不良とかじゃないですよね

リベンジのためにまずは弟であるスグルをシメるために地球にやってきたとか

竹刀をへし折ったのも武道の関係者であるからではなく
不良生徒特有の握力自慢だったり


あっ・・・握力・・・


「雷」「握力」「武道の関係者」・・・

サイコマン!?




もしくはネプチューンキング以外のサイコマンの弟子!?



まあ



嶋田先生が何も思いつかなかった可能性もあるんですけどね



来週には何もかも忘れて唐突に爽やかな
超人オリンピック編になっていても不思議じゃないし


ゆでたまご先生の事だから一話目から予想を立てるだけ無駄無駄

完璧超人始祖編だって作画担当の中井先生の「もう一度武道を描きたい」という
要望に応えるためだけに空から武道が降ってくる引きで
来週の事は何も考えて無かった可能性だってあったわけだし







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現行キン肉マン 209話:新たなる潮流!感想 レビュー

 始まりました!新シリーズ!!

長かった・・・一か月あまりがあまりにも長く感じたぞこんちくしょう



舞台は悪魔将軍とストロング・ザ・武道が死闘を繰り広げた
オーストラリアエアーズロック(ウルル)


結局「ウルル」の語源が「グロロ」だとするミートの説は
それきりで一度も深く話を広げませんでしたね



会場の後片付けをする超人委員会達
その中にはミートもいました


「しかしミートよ何もお前まで手伝ってくれんでも」



前回のシリーズでミートがセコンドらしい活躍をしたのは
テリーVSラジアルとスグルVSピークア・ブー
スグルVSネメシス
(テリーとウォーズもセコンドしていたのでミートのセリフは少ない)

の3試合のみ


いささか影が薄い感じがしたので
今回のシリーズではミートに焦点を当てていくのでしょうか



「キン肉マンたち超人レスラーは我々が帰した
みんな満身創痍一刻も早く休んでほしいからな」


メディカルサスペンションの施設はまだ残っているのでしょうかね

不測の事態が起きたとき超人たちが動けないままだった今回で懲りて
自然療法に戻すのでしょうか




 キン肉マンと一緒に戻らず「こういう時だけでも役に立ちたい」
とするミートに「キン肉マンは幸せ者じゃ」と感嘆する委員長


陰となってフォローしてくれたから大王になれた



王位争奪編においては「陰」どころじゃなかったけどね
あの小さい体を押して試合にまで駆り出されたし
その度に大けがをおってるし


ミートの実の父シュラスコ族の長老ミンチが
あの大会を見てたらもうそれこそメンチ切って
大王に直談判してでも止めたと思う(要審議)


恐らくあの時はまだ「二世」におけるシュラスコ族の設定が
定まってなくてキン肉族の少年のつもりでミートを描いていたので

あの試合を通してミートが超人レスラーとして覚醒する未来もあり得たかもしれない

関連記事:キン肉マン 考察コラムその3


「この間だって王子がいなければ武道は悪魔将軍に殺されて
将軍も後を追っていた」


この流れ・・・もしかして総集編、回想で一話使うつもりか!?


それに対してハラボテ
「うむ、たまにああいうとんでもない役割を果たしよる
だから私も憎めんのだ」



「昔はどうしようもなかったドラ息子をな」




後にあなたの息子は弱虫だった頃のキン肉マン以上の
ドラ息子に育つわけですが



「二世」の舞台は王位争奪編より28年後
「完璧超人始祖編」は一年半後


ハラボテの息子イケメン・マッスルは「二世」では35歳
つまりこの頃は8~9歳


まだまだ未来がある幼子なのかな


そろそろ自分の息子かドラかどうか判別できる歳でもありそうですが



「超人オリンピックで優勝してから変わっていった」と話すミート

個人的には優勝では無くラーメンマンの血の涙を見たときから
キン肉マンは変わり始めたと思いますけどね




続く悪魔超人編の回想でバラバラにされるミートのシーンのリメイク

うまく4文字目が隠れていますが当時Tシャツの「MEAT」の文字が
「MEAE」と書かれていたんですよね


後の重版で修正することもしなかった「MEAE」
(何年も二人目のジェロニモやミートの額の「ママ」が
修正されなかったところから察するにあえてそうした?)


このリメイクシーンで4文字目をわざわざ隠したのはコアなファンに
「あれ?あの時たしかミートのTシャツの文字はMEATじゃなくてMEAEでしたよね?」
と揚げ足を取られるのを恐れたためか




 あの件で助けられて以来キン肉マンは自分のヒーローとなったと語るミート

状況もつかめずに「おはようございま~す」と呑気に寝ぼけていた口で何を言っているのだと


個人的にはミートがバラバラになったことで本人には聞かせてやれなかった
スグルのセリフ「ミートは私にとって弟だ!」を大音量で連続再生したい


それを聞いて照れるミートと慌てるスグルで
あっち系の女子が何杯もごはんをおかわりしてそう
(それを何女子と呼ぶかは明言しない)




「超人レスラーとして最大のターニングポイントに
なったのはそのバッファローマン戦でしょうね」



これは意見が分かれる見解だと思いますね
私はウォーズマン戦だとおもうしロビン戦だという人もいるだろうし



「キン肉マンに助けられたことが重荷になって
他の超人のセコンドの依頼を断りづらかったのでは?」と尋ねるノック


「他の高名な超人からのスカウトの話は数知れずあったのでは?」



キン肉マンの身内以外で彼ら以上に「高名」な超人ってなんなんでしょうね


あくまでキン肉マンたちがレスリングしている舞台は
地球というほんの一部の星であって宇宙には
まだまだ知らない強豪超人がいるという事でしょうか



 ここでノックの口から「シュラスコ族」という言葉が出たことにより
旧作キン肉マンでミートが見せたKINマーク=キン肉族の設定も
なかった事になりました


ミートが旧マッスル・リターンズで見せたキモイ成長も無かったことになり
ミートは「知能はすごいが成長しても小さいまま」のシュラスコ族になった事により
そのアイディンティティを不動の物にしました



「自分のセコンド能力を独立して試してみたいと思ったことはある」

「無名の超人を王子に勝てるような一流超人まで育てるという構想もある」
と語るミート


カナスペをそのレベルに育てることは可能ですか?


それでもミートがキン肉マンのセコンドを続ける理由が



「超人レスラーとしてというより人として王子が大好きなんです!」



泣けてきますね

本当に万太郎の代までセコンドさせるのがもったいないくらいに

ずっとスグルの傍においてやれと思ってしまいます



ちょっと今回は2分割にします







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キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ その2

 バッファローマンが新鋭、BUKIボーイに絞め落とされ
失神し、レフェリー(ハラボテ)が試合終了を宣告


しかしBUKIボーイは離れません


序列がガンマン<バッファローマン<BUKIボーイになってしまいますが
前回言った通りこのお話はパラレルワールドと割り切り
かつ、バッファローマンも初登場時30歳+経過年数+5年後のこの舞台
で40歳近いので「年齢による衰え」も考慮に入れます


「こいつが失神のフリしていたらどうする?」

「技を解いた瞬間反撃してくるかもしれん」



もうゴングが鳴って勝利が宣告されたのだから
それでも裁定は覆らないと思いますが


 BUKIボーイが使うグレート躰術はブラジルの古武術うんたらかんたら

実在の格闘技をモチーフにしてそうですが
何なのかわかりかねますので情報お待ちしてナス!



「相手のパワーを利用した返し技を極めた格闘技」


わかりやすく捉えたらジェシー・メイビアの上位互換かな?

パワーファイターのバッファローマンがBUKIボーイのような
小柄の超人にいなされてる事に説得力を持たせる設定です


 首の骨が折れてあわや、という寸前
テリーとジェロニモ(修正前ミート)が止めに入ります



「よくもわが友をこんな目にあわせたな!」と
憤るテリー


それに対して「出た~正義超人の友情パワーってやつが」
と煽るBUKIボーイ


「そんなのはやらねえぜ」と旧世代超人を全否定します


「完璧超人始祖編」も絡めて考察すると
友情パワー=火事場のクソ力=慈悲の心であり

95万パワーのキン肉マンが7000万パワーまで
1000万のバッファローマンが8000万パワーまで
上昇している「とてつもないパワーアップ要素」なので
これを取得しない手はないと思います

(旧作時点で正義超人はパワーが上の相手には
火事場のクソ力で瞬間的に高潮して勝つと解説した記述があった気がする)


しかしながらBUKIボーイ
は「相手の力を利用して勝つ」技の使い手なので
自らのパワーを火事場のクソ力で底上げする必要はあまり無いんでしょうね


奇しくも後付け設定で解説された「友情=クソ力」を
必要としない闘い方の超人としてつじつまが合っています



 そして決勝の相手であるテリーはそのまま
BUKIボーイと決勝戦を始めます



テリーが大会決勝まで勝ち進むなんて失礼ですが珍しいと思ってしまいましたが
トーナメント表を見る限り有力な正義超人は潰し合ってるか
BUKIボーイに倒されているんですよね


作者的には「第3回(22回)超人オリンピックを開催するなら
テリーが正体を隠して強豪超人を破って決勝戦でスグルとぶつかる」
と展開を考えていたらしいので
「テリーは元々キン肉マンと同じくらい強い」つもりで
決勝戦まで勝ち進んだことにしているんでしょうが


運命の王子3人までと闘ったロビンは怪我で欠場
ウォーズマン、バッファローマンはBUKIボーイに
ラーメンマンはバッファローマンと対決して敗れています

残った正義超人でテリーと同格かそれ以上なのは
ペンタゴンですが調子が悪かったのかテリーと当たる前に
ジェシーメイビアに敗れています

ブロッケンJrはセリフで隠れている場所に名前があるのでしょうか
それともテリーの準決勝の相手だったのでしょうか


テリーが強いというよりは
テリー側のブロックがテリーより弱い超人しかいないという状況なんですよね



 そんなこんなでテリーVSBUKIボーイの決勝戦開始
「テリーマン(さん)先に攻めるとやつの得意の返し技にはまるから気を付けて」
と忠告するジェロニモ(ミート)


しかし相手に強制的に技を出させる
「幻惑瞼」を浴びてしまうテリー



「テリーマン(さん)目をみちゃ駄目だー(ズラー)!!」



言うの遅ええよ!!!



そしてテリーも何を見てきた


ジェロニモ(ミート)の発言から
この「幻惑瞼」が初披露では無いことは推測できる


バッファローマンとウォーズマン戦では
この技は使ってなかったのか?


そして動かない相手を強制的に動かせるこの瞼を持っている所も
ジェシーメイビアの上位互換たる所以だとおもいます



 思い切り拳を振り上げるテリーに裏投げで対応するBUKIボーイ
そしてバッファローマンを絞め落としたチョークスリーパーを狙いますが
テリーは回避


テキサス・クローバーホールドで逆にガッチリBUKIボーイを締め上げたかに見えたが・・・


ここで「幾多の凶悪超人を倒した技」とアナウンスしていますが
これで勝った相手は1人もいないんですよね

唯一砂になって逃げれるはずのサンシャインから
ギブアップを奪いかけてるけど



やはり返されて関節を外され球状にされてしまうテリーマン


このテリーマンがグニョーとなる描写で
ラーメンマン後期にあったグロ描写を身構えましたが
そこまでのモノにはならずホッとしました



そのまま球状に関節を絡めたテリーを抱えて上空に飛び上がり
マットに叩きつける技「武器雷槌落とし」でテリーをKOします



やはり返し技だけのジェシーメイビアに
相手を動かせる幻惑瞼とこちらからある程度動いて狙える必殺技を供えた
「上位互換」という表現がしっくりきます



「完璧超人始祖編」を読んだ後だと地味に感じるかもしれませんが
BUKIボーイ、かなり強いと言えるんじゃないんでしょか



そして観衆もNEWヒーローBUKIボーイの誕生を褒めたたえます



新世代の若造がチャンピオンとして君臨してしまうのか?
彼と闘う次の挑戦者は?



続く






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キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ その1

 ついに37巻の感想文も最後の読み切り
「マッスル・リターンズ」を残すのみとなりました

が、これが最後の砦
というよりこのマッスル・リターンズの
ツッコミ所をまとめたいがために37巻のレビューを始めたような物です


 まずはどこかの記事で書いた記憶があるのですが
改めてこのマッスル・リターンズが描かれた背景を説明します


当時集英社を離れ
(週刊少年ジャンプで打ち切りを連発したことにより契約未更新通告)

角川のエースやエニックス(現スクエニ)のガンガン等で描いていた頃

いわゆる「迷走時期」「冬の時代」と言われるゆでたまごの10年間


エヴァンゲリオンの綾波レイのモデルとなったと噂される
角川の女性編集者がゆでたまごに
「漫画家にとって一番つらい事は読んでもらえない事」と諭し

「未発表の原稿と一緒に新作を描いて本を出しましょう」とゆでたまごに持ち掛けます


そうしてキン肉マンの読み切り二本+別作品読み切り一本
+描きおろしで収録された本が「マッスル・リターンズ」であり
この本のために書き下ろされたキン肉マン読み切り一本こそ同名作
「マッスル・リターンズ」なのです


 この作品が世に出た事でキン肉マンファンの再評価を得たゆでたまごですが
集英社側はそうもいかなかったようで

Drスランプのマシリトのモデルで有名な鳥嶋和彦が
「集英社以外でキン肉マンを描くようじゃおしまいだ
今後一切ゆでたまごにはうちでは描かせないようにする」
社内を「ゆでたまご出入り禁止」体制を敷こうとするも
別の編集者がそれに反発

(角川やガンガンで描いてるときも一応
ワイド版キン肉マンの表紙イラストという形で集英社から仕事は来ていたが)


「集英社は鳥嶋だけの会社じゃない」とプレイボーイ誌に
ゆでたまごに「またキン肉マンを描きませんか?」と誘ったとか


※上述された情報はあくまで噂程度に


 と、描かれた背景も問題だらけですが中身がさらに問題だらけ


何と言っても「成長したミート君」の思春期っぷりは
かつてのマスコット感を損なわせキモいキモいの酷評

後の「二世」の姿とは異なる白銀の鎧を身に着けた
ケビンマスクも出てくるのですが


37巻収録用に(それ以前に何かで再録された気がするが)
「二世」とつじつまを合わせるためなんと


「ミート君が出ていた場面を全部ジェロニモに差し替える」という
荒業をやってのけたのです


関連記事:キン肉マン 考察コラム


これにより

不自然にジェロニモが目立つわキン肉マンに心酔してるわで
もう何が何だか


元々「キン肉マン」という作品は整合性抜きに楽しむものだから
開き直って「これはパラレルワールドです!」と公表してしまえば楽になった物を


闘将のラーメンマンなんかは
一話ごと、下手すれば1ページ、1コマごとにパラレルワールド
が展開しているような矛盾っぷりなのに



ともかくここは「ミートとジェロニモの差し替え」問題よりも
「37巻」収録分の内容と共通するところを中心にレビュー、ツッコミを入れていきたい




 まず見開きのタイトル絵
正義超人が勢ぞろいしているわけですが当時のゆでたまごは
明るい色使いを好んでいたので(ワイド版の表紙をみてもらえればわかるが)

原作者が描いたのにニセモノっぽい色になっていました


いまこの作品を確認できる「37巻」では白黒ですが
当時は原作ともアニメカラーとも違う微妙に偽物っぽい色に
「ん?」と違和感を感じましたが



時代背景は王位争奪編から5年後

「第一回超人究極(アルティメット)
チャンピオンシップにとんでも無い事が起こっています」


「超人名鑑にすらのっていないまったくの無名の超人が
ウォーズマンを破り、テリーやバッファローマンに混じって
トーナメントを勝ち進み・・・」



先ほどシリーズが終了した「完璧超人始祖編」は
時系列的にこの作品より前の出来事ですが
完全な後付けなので敢えてこのシリーズとの矛盾点は指摘しません


ツッコミ所はまず「超人名鑑」
どんな本だそりゃ


後のムック本や解説本などでは
この名称が人物事典的な意味で使われたりしていますが


その本に全超人のデータが記載されているのなら
どんな敵が現れてもそれを読めば能力が分かってしまうと思いますがね


まさかクラッシュマンがなぜか知っている未公開情報だと思われていた
「カーメンの弱点は額のコブラ」はその本を読んで得た知識だった?


 関連記事:



深く考えないで現実世界の「プロレスラー名鑑」みたいなモノと思っておけばいいのかな
炎上系シャムに唯一負けたクソザコYouTuberシバターがプロレスラーでもあるに関わらず
「プロレスラー名鑑には載っていない不思議な不思議なプロレスラー」であるのと同じ
で「マイナーな超人やデビューしたての超人は載せない」本なのでしょう



そしてウォーズマン、あっさり一言もセリフが無いまま
新人さんにやられとるー!!


この時期のゆでたまごはファン曰く「ウォーズマンの事をなにもわかっていない」
「実は人気のある超人」とはまだ解明していなかった頃
王位争奪編のあの扱いの延長線であるのか

ろくすっぽ戦闘シーンも描かれないまま
リタイアしています



あ、この先ウォーズマン1コマも出ないのでよろしく


というか試合ですら「すでに倒された」状態なんで
本編には1コマも出ていません

表紙と回想シーンだけです



これらの状況からもゆで的にもまだ
「ウォーズマン?ださんでもええやろ」な扱いだったのでしょう



そしてトーナメント表


「究極の」と銘打ってるわりに悪魔、完璧超人が参加できない
超人オリンピックと同じく正義・残虐超人のみのトーナメント表


その出場枠を16も採ったせいでティーパックマンや
ジェイシー・メイビア(しかもペンタゴンに勝ったことになってる)
そしていつものスペシャルマンカナディアンマンなど意外なメンバーが本戦に
出場を果たしています


超人タッグトーナメントの時みたいに

「どこが選りすぐりの超人だ!からっきし弱いじゃねーか金返せ!」


と暴動が起きないかどうか不安になる人選なんですがそれは



そして今、準決勝戦まで勝ち進んだバッファローマンを
締め上げているのは無名の新星ブラジル出身「BUKIボーイ」


「BUKI」と言っていますが武器を隠し持っているではなく
「歌舞伎」「傾奇」の方でBUKIらしいです



「完璧超人始祖編」の闘いを経たバッファローマン相手だったら
あっさり勝てそうな相手ですがそこはご愛敬

パラレルワールドだと思って読み進めるしか無いです


(そもそも悪魔超人にもどったバッファローマンがこの大会に参加できたのか
という矛盾にもつながってしまうため)



果たして新超人BUKIボーイとはいかなる実力の持ち主なのか?



続く






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