キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン感想、考察もくじ
現行キン肉マン 新シリーズ(仮題)感想 レビュー

続きを読む

現行キン肉マン 209話:新たなる潮流!感想 レビュー その2

 「あれはボクが王子と出会って間もないころでした」

回想のミートは風邪をひいて寝込んでいる模様

普通に考えれば異星人であるミートだから地球のウィルスに
免疫を持っていないって事は至極同然なんですけどね


元々地球で育ったキン肉マンや頻繁に地球に来ている委員長は例外だとしても

でも真弓が地球の超人オリンピックで優勝した経験もある事を鑑みれば
違う星に降り立つ際には予防接種を受ける義務があったかもしれません


ミートは予防接種を受けなかったのか?


受けて無いでしょうねいくら頭が良くても子供ですから



注射器が怖いお年頃だったんでしょう




メガネのまま病床につくミート
まあ外すと誰だかわからなくなるからね、仕方ないね



 ふとミートは何かの匂いに釣られて横を見やると
そこには不格好ながら牛丼らしきものが置かれていました


空腹のミートは一口それを含みますが



「まずっ!!」


そして現れるエプロン姿のキン肉マン


裸エプロン・・・!?
しかもハートマーク・・・!?



こういうあからさまな「新婚夫婦か!」
みたいなネタはかえってあっち系の女子にウケが悪そう
(それを何女子と呼ぶかは断言しない)



どうやらこの牛丼・・・下手なりにキン肉マンが
自分で調理したもの・・・らしい


しかしスグルは「買ってきたからそれ食べて栄養付けなさい」
と照れ隠しなのか嘘をつきます


牛丼は手作りでも商品でもそこまで原価が変わらないのですが
自分だけ食べるならまだしも病人に食べさせるモノですから
手作りで誠意を込めてやりたいってのがキン肉マンの心情でしょうか


病人に食べさせるチョイスでは無いですが
そこはキン肉マンの気持ちを汲みましょう


包丁でズタズタになったであろう思わしき指を見て
「王子・・・その指」
と牛丼が調理されたものである事を察するミート


しかしキン肉マンは恩を売ろうとせず
「買ってきたんだって」の一点張り



その気持ちに感動したミートはまずいのも目をくれず
牛丼を食べつくします


ワンピースのチョッパーのエピソードを思い出しましたよ





究極の超人タッグ編でミートを勘当した人間と同一人物とは思えんな



キン肉マンの「優しさ」
(おそらく自分がダメ超人と蔑まれた故身についた他人に優しく接するのび太的思考)

がにじみ出たエピソードでありますが
これってスポンサー的にどうなんでしょうね


今後またキン肉マンが子供向け時間帯でアニメ化するぞって流れになった時
「キン肉マンの手作り牛丼の素」的なレトルト商品を売り出せなくなっちゃうと思うんですが



「王子のそういうさりげない優しさが好きなんです」
で締めるミート


それを聞いてノックも
「(キン肉マンの下を離れる気が無いのは)よくわかりましたよミートくん」と納得


 事後処理は全て終了し下山する一同

「委員長、このぐらいでよろしいでしょうかー?」
と手を振っているモブキン肉族?ハラボテ族?のパースがおかしくないっすかね?

あの対比だとやたらと小さく、委員長がやたらとでかい体格差になっているような




そして訪れる「新たな敵」の伏線
エアーズロックに落雷した場所から出現するフードの男・・・


彼は山頂に埋めてあった武道の竹刀をへし折り
いかにも新シリーズ最終ボスのような出で立ちのまま次週へと「引き」ます



 総評:87点


まだまだ面白いかどうか判定不可能ともいえる導入部分
ミートの回想シーンが取り上げられたりした時点で
なにかしらの重要な役割をミートが担うのか

ゆでたまごのことだから意味深に中野さんのカツラが
転がるシーンみたいに導入部分のこのやりとりも
「実はなんの伏線でもありませんでした」にするのか


ここで新キャラ予想を立ててみる


 数少ない情報から予測できるのは
「雷」とともにやってきたのでマグネットパワー関係者?
武道の竹刀をへし折ったので武道関係者?

=ネプチューンキング!?


というのは深読みですので
「落雷」はまあありがちな演出としてマグネットパワーは関係ないとしても
武道(ザ・マン)の関係者はあり得そうですが


天上界の残りの神々?
神話は前回のシリーズで取り上げたので今回は違うアプローチが欲しいのですが



「アタルが今回出てくる」と言っていたので
アタルの関係者?


アタルが家出して放浪していたときにのした不良とかじゃないですよね

リベンジのためにまずは弟であるスグルをシメるために地球にやってきたとか

竹刀をへし折ったのも武道の関係者であるからではなく
不良生徒特有の握力自慢だったり


あっ・・・握力・・・


「雷」「握力」「武道の関係者」・・・

サイコマン!?




もしくはネプチューンキング以外のサイコマンの弟子!?



まあ



嶋田先生が何も思いつかなかった可能性もあるんですけどね



来週には何もかも忘れて唐突に爽やかな
超人オリンピック編になっていても不思議じゃないし


ゆでたまご先生の事だから一話目から予想を立てるだけ無駄無駄

完璧超人始祖編だって作画担当の中井先生の「もう一度武道を描きたい」という
要望に応えるためだけに空から武道が降ってくる引きで
来週の事は何も考えて無かった可能性だってあったわけだし







キン肉マン感想、考察関係もくじ

現行キン肉マン 209話:新たなる潮流!感想 レビュー

 始まりました!新シリーズ!!

長かった・・・一か月あまりがあまりにも長く感じたぞこんちくしょう



舞台は悪魔将軍とストロング・ザ・武道が死闘を繰り広げた
オーストラリアエアーズロック(ウルル)


結局「ウルル」の語源が「グロロ」だとするミートの説は
それきりで一度も深く話を広げませんでしたね



会場の後片付けをする超人委員会達
その中にはミートもいました


「しかしミートよ何もお前まで手伝ってくれんでも」



前回のシリーズでミートがセコンドらしい活躍をしたのは
テリーVSラジアルとスグルVSピークア・ブー
スグルVSネメシス
(テリーとウォーズもセコンドしていたのでミートのセリフは少ない)

の3試合のみ


いささか影が薄い感じがしたので
今回のシリーズではミートに焦点を当てていくのでしょうか



「キン肉マンたち超人レスラーは我々が帰した
みんな満身創痍一刻も早く休んでほしいからな」


メディカルサスペンションの施設はまだ残っているのでしょうかね

不測の事態が起きたとき超人たちが動けないままだった今回で懲りて
自然療法に戻すのでしょうか




 キン肉マンと一緒に戻らず「こういう時だけでも役に立ちたい」
とするミートに「キン肉マンは幸せ者じゃ」と感嘆する委員長


陰となってフォローしてくれたから大王になれた



王位争奪編においては「陰」どころじゃなかったけどね
あの小さい体を押して試合にまで駆り出されたし
その度に大けがをおってるし


ミートの実の父シュラスコ族の長老ミンチが
あの大会を見てたらもうそれこそメンチ切って
大王に直談判してでも止めたと思う(要審議)


恐らくあの時はまだ「二世」におけるシュラスコ族の設定が
定まってなくてキン肉族の少年のつもりでミートを描いていたので

あの試合を通してミートが超人レスラーとして覚醒する未来もあり得たかもしれない

関連記事:キン肉マン 考察コラムその3


「この間だって王子がいなければ武道は悪魔将軍に殺されて
将軍も後を追っていた」


この流れ・・・もしかして総集編、回想で一話使うつもりか!?


それに対してハラボテ
「うむ、たまにああいうとんでもない役割を果たしよる
だから私も憎めんのだ」



「昔はどうしようもなかったドラ息子をな」




後にあなたの息子は弱虫だった頃のキン肉マン以上の
ドラ息子に育つわけですが



「二世」の舞台は王位争奪編より28年後
「完璧超人始祖編」は一年半後


ハラボテの息子イケメン・マッスルは「二世」では35歳
つまりこの頃は8~9歳


まだまだ未来がある幼子なのかな


そろそろ自分の息子かドラかどうか判別できる歳でもありそうですが



「超人オリンピックで優勝してから変わっていった」と話すミート

個人的には優勝では無くラーメンマンの血の涙を見たときから
キン肉マンは変わり始めたと思いますけどね




続く悪魔超人編の回想でバラバラにされるミートのシーンのリメイク

うまく4文字目が隠れていますが当時Tシャツの「MEAT」の文字が
「MEAE」と書かれていたんですよね


後の重版で修正することもしなかった「MEAE」
(何年も二人目のジェロニモやミートの額の「ママ」が
修正されなかったところから察するにあえてそうした?)


このリメイクシーンで4文字目をわざわざ隠したのはコアなファンに
「あれ?あの時たしかミートのTシャツの文字はMEATじゃなくてMEAEでしたよね?」
と揚げ足を取られるのを恐れたためか




 あの件で助けられて以来キン肉マンは自分のヒーローとなったと語るミート

状況もつかめずに「おはようございま~す」と呑気に寝ぼけていた口で何を言っているのだと


個人的にはミートがバラバラになったことで本人には聞かせてやれなかった
スグルのセリフ「ミートは私にとって弟だ!」を大音量で連続再生したい


それを聞いて照れるミートと慌てるスグルで
あっち系の女子が何杯もごはんをおかわりしてそう
(それを何女子と呼ぶかは明言しない)




「超人レスラーとして最大のターニングポイントに
なったのはそのバッファローマン戦でしょうね」



これは意見が分かれる見解だと思いますね
私はウォーズマン戦だとおもうしロビン戦だという人もいるだろうし



「キン肉マンに助けられたことが重荷になって
他の超人のセコンドの依頼を断りづらかったのでは?」と尋ねるノック


「他の高名な超人からのスカウトの話は数知れずあったのでは?」



キン肉マンの身内以外で彼ら以上に「高名」な超人ってなんなんでしょうね


あくまでキン肉マンたちがレスリングしている舞台は
地球というほんの一部の星であって宇宙には
まだまだ知らない強豪超人がいるという事でしょうか



 ここでノックの口から「シュラスコ族」という言葉が出たことにより
旧作キン肉マンでミートが見せたKINマーク=キン肉族の設定も
なかった事になりました


ミートが旧マッスル・リターンズで見せたキモイ成長も無かったことになり
ミートは「知能はすごいが成長しても小さいまま」のシュラスコ族になった事により
そのアイディンティティを不動の物にしました



「自分のセコンド能力を独立して試してみたいと思ったことはある」

「無名の超人を王子に勝てるような一流超人まで育てるという構想もある」
と語るミート


カナスペをそのレベルに育てることは可能ですか?


それでもミートがキン肉マンのセコンドを続ける理由が



「超人レスラーとしてというより人として王子が大好きなんです!」



泣けてきますね

本当に万太郎の代までセコンドさせるのがもったいないくらいに

ずっとスグルの傍においてやれと思ってしまいます



ちょっと今回は2分割にします







キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ その2

 バッファローマンが新鋭、BUKIボーイに絞め落とされ
失神し、レフェリー(ハラボテ)が試合終了を宣告


しかしBUKIボーイは離れません


序列がガンマン<バッファローマン<BUKIボーイになってしまいますが
前回言った通りこのお話はパラレルワールドと割り切り
かつ、バッファローマンも初登場時30歳+経過年数+5年後のこの舞台
で40歳近いので「年齢による衰え」も考慮に入れます


「こいつが失神のフリしていたらどうする?」

「技を解いた瞬間反撃してくるかもしれん」



もうゴングが鳴って勝利が宣告されたのだから
それでも裁定は覆らないと思いますが


 BUKIボーイが使うグレート躰術はブラジルの古武術うんたらかんたら

実在の格闘技をモチーフにしてそうですが
何なのかわかりかねますので情報お待ちしてナス!



「相手のパワーを利用した返し技を極めた格闘技」


わかりやすく捉えたらジェシー・メイビアの上位互換かな?

パワーファイターのバッファローマンがBUKIボーイのような
小柄の超人にいなされてる事に説得力を持たせる設定です


 首の骨が折れてあわや、という寸前
テリーとジェロニモ(修正前ミート)が止めに入ります



「よくもわが友をこんな目にあわせたな!」と
憤るテリー


それに対して「出た~正義超人の友情パワーってやつが」
と煽るBUKIボーイ


「そんなのはやらねえぜ」と旧世代超人を全否定します


「完璧超人始祖編」も絡めて考察すると
友情パワー=火事場のクソ力=慈悲の心であり

95万パワーのキン肉マンが7000万パワーまで
1000万のバッファローマンが8000万パワーまで
上昇している「とてつもないパワーアップ要素」なので
これを取得しない手はないと思います

(旧作時点で正義超人はパワーが上の相手には
火事場のクソ力で瞬間的に高潮して勝つと解説した記述があった気がする)


しかしながらBUKIボーイ
は「相手の力を利用して勝つ」技の使い手なので
自らのパワーを火事場のクソ力で底上げする必要はあまり無いんでしょうね


奇しくも後付け設定で解説された「友情=クソ力」を
必要としない闘い方の超人としてつじつまが合っています



 そして決勝の相手であるテリーはそのまま
BUKIボーイと決勝戦を始めます



テリーが大会決勝まで勝ち進むなんて失礼ですが珍しいと思ってしまいましたが
トーナメント表を見る限り有力な正義超人は潰し合ってるか
BUKIボーイに倒されているんですよね


作者的には「第3回(22回)超人オリンピックを開催するなら
テリーが正体を隠して強豪超人を破って決勝戦でスグルとぶつかる」
と展開を考えていたらしいので
「テリーは元々キン肉マンと同じくらい強い」つもりで
決勝戦まで勝ち進んだことにしているんでしょうが


運命の王子3人までと闘ったロビンは怪我で欠場
ウォーズマン、バッファローマンはBUKIボーイに
ラーメンマンはバッファローマンと対決して敗れています

残った正義超人でテリーと同格かそれ以上なのは
ペンタゴンですが調子が悪かったのかテリーと当たる前に
ジェシーメイビアに敗れています

ブロッケンJrはセリフで隠れている場所に名前があるのでしょうか
それともテリーの準決勝の相手だったのでしょうか


テリーが強いというよりは
テリー側のブロックがテリーより弱い超人しかいないという状況なんですよね



 そんなこんなでテリーVSBUKIボーイの決勝戦開始
「テリーマン(さん)先に攻めるとやつの得意の返し技にはまるから気を付けて」
と忠告するジェロニモ(ミート)


しかし相手に強制的に技を出させる
「幻惑瞼」を浴びてしまうテリー



「テリーマン(さん)目をみちゃ駄目だー(ズラー)!!」



言うの遅ええよ!!!



そしてテリーも何を見てきた


ジェロニモ(ミート)の発言から
この「幻惑瞼」が初披露では無いことは推測できる


バッファローマンとウォーズマン戦では
この技は使ってなかったのか?


そして動かない相手を強制的に動かせるこの瞼を持っている所も
ジェシーメイビアの上位互換たる所以だとおもいます



 思い切り拳を振り上げるテリーに裏投げで対応するBUKIボーイ
そしてバッファローマンを絞め落としたチョークスリーパーを狙いますが
テリーは回避


テキサス・クローバーホールドで逆にガッチリBUKIボーイを締め上げたかに見えたが・・・


ここで「幾多の凶悪超人を倒した技」とアナウンスしていますが
これで勝った相手は1人もいないんですよね

唯一砂になって逃げれるはずのサンシャインから
ギブアップを奪いかけてるけど



やはり返されて関節を外され球状にされてしまうテリーマン


このテリーマンがグニョーとなる描写で
ラーメンマン後期にあったグロ描写を身構えましたが
そこまでのモノにはならずホッとしました



そのまま球状に関節を絡めたテリーを抱えて上空に飛び上がり
マットに叩きつける技「武器雷槌落とし」でテリーをKOします



やはり返し技だけのジェシーメイビアに
相手を動かせる幻惑瞼とこちらからある程度動いて狙える必殺技を供えた
「上位互換」という表現がしっくりきます



「完璧超人始祖編」を読んだ後だと地味に感じるかもしれませんが
BUKIボーイ、かなり強いと言えるんじゃないんでしょか



そして観衆もNEWヒーローBUKIボーイの誕生を褒めたたえます



新世代の若造がチャンピオンとして君臨してしまうのか?
彼と闘う次の挑戦者は?



続く






 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ その1

 ついに37巻の感想文も最後の読み切り
「マッスル・リターンズ」を残すのみとなりました

が、これが最後の砦
というよりこのマッスル・リターンズの
ツッコミ所をまとめたいがために37巻のレビューを始めたような物です


 まずはどこかの記事で書いた記憶があるのですが
改めてこのマッスル・リターンズが描かれた背景を説明します


当時集英社を離れ
(週刊少年ジャンプで打ち切りを連発したことにより契約未更新通告)

角川のエースやエニックス(現スクエニ)のガンガン等で描いていた頃

いわゆる「迷走時期」「冬の時代」と言われるゆでたまごの10年間


エヴァンゲリオンの綾波レイのモデルとなったと噂される
角川の女性編集者がゆでたまごに
「漫画家にとって一番つらい事は読んでもらえない事」と諭し

「未発表の原稿と一緒に新作を描いて本を出しましょう」とゆでたまごに持ち掛けます


そうしてキン肉マンの読み切り二本+別作品読み切り一本
+描きおろしで収録された本が「マッスル・リターンズ」であり
この本のために書き下ろされたキン肉マン読み切り一本こそ同名作
「マッスル・リターンズ」なのです


 この作品が世に出た事でキン肉マンファンの再評価を得たゆでたまごですが
集英社側はそうもいかなかったようで

Drスランプのマシリトのモデルで有名な鳥嶋和彦が
「集英社以外でキン肉マンを描くようじゃおしまいだ
今後一切ゆでたまごにはうちでは描かせないようにする」
社内を「ゆでたまご出入り禁止」体制を敷こうとするも
別の編集者がそれに反発

(角川やガンガンで描いてるときも一応
ワイド版キン肉マンの表紙イラストという形で集英社から仕事は来ていたが)


「集英社は鳥嶋だけの会社じゃない」とプレイボーイ誌に
ゆでたまごに「またキン肉マンを描きませんか?」と誘ったとか


※上述された情報はあくまで噂程度に


 と、描かれた背景も問題だらけですが中身がさらに問題だらけ


何と言っても「成長したミート君」の思春期っぷりは
かつてのマスコット感を損なわせキモいキモいの酷評

後の「二世」の姿とは異なる白銀の鎧を身に着けた
ケビンマスクも出てくるのですが


37巻収録用に(それ以前に何かで再録された気がするが)
「二世」とつじつまを合わせるためなんと


「ミート君が出ていた場面を全部ジェロニモに差し替える」という
荒業をやってのけたのです


関連記事:キン肉マン 考察コラム


これにより

不自然にジェロニモが目立つわキン肉マンに心酔してるわで
もう何が何だか


元々「キン肉マン」という作品は整合性抜きに楽しむものだから
開き直って「これはパラレルワールドです!」と公表してしまえば楽になった物を


闘将のラーメンマンなんかは
一話ごと、下手すれば1ページ、1コマごとにパラレルワールド
が展開しているような矛盾っぷりなのに



ともかくここは「ミートとジェロニモの差し替え」問題よりも
「37巻」収録分の内容と共通するところを中心にレビュー、ツッコミを入れていきたい




 まず見開きのタイトル絵
正義超人が勢ぞろいしているわけですが当時のゆでたまごは
明るい色使いを好んでいたので(ワイド版の表紙をみてもらえればわかるが)

原作者が描いたのにニセモノっぽい色になっていました


いまこの作品を確認できる「37巻」では白黒ですが
当時は原作ともアニメカラーとも違う微妙に偽物っぽい色に
「ん?」と違和感を感じましたが



時代背景は王位争奪編から5年後

「第一回超人究極(アルティメット)
チャンピオンシップにとんでも無い事が起こっています」


「超人名鑑にすらのっていないまったくの無名の超人が
ウォーズマンを破り、テリーやバッファローマンに混じって
トーナメントを勝ち進み・・・」



先ほどシリーズが終了した「完璧超人始祖編」は
時系列的にこの作品より前の出来事ですが
完全な後付けなので敢えてこのシリーズとの矛盾点は指摘しません


ツッコミ所はまず「超人名鑑」
どんな本だそりゃ


後のムック本や解説本などでは
この名称が人物事典的な意味で使われたりしていますが


その本に全超人のデータが記載されているのなら
どんな敵が現れてもそれを読めば能力が分かってしまうと思いますがね


まさかクラッシュマンがなぜか知っている未公開情報だと思われていた
「カーメンの弱点は額のコブラ」はその本を読んで得た知識だった?


 関連記事:



深く考えないで現実世界の「プロレスラー名鑑」みたいなモノと思っておけばいいのかな
炎上系シャムに唯一負けたクソザコYouTuberシバターがプロレスラーでもあるに関わらず
「プロレスラー名鑑には載っていない不思議な不思議なプロレスラー」であるのと同じ
で「マイナーな超人やデビューしたての超人は載せない」本なのでしょう



そしてウォーズマン、あっさり一言もセリフが無いまま
新人さんにやられとるー!!


この時期のゆでたまごはファン曰く「ウォーズマンの事をなにもわかっていない」
「実は人気のある超人」とはまだ解明していなかった頃
王位争奪編のあの扱いの延長線であるのか

ろくすっぽ戦闘シーンも描かれないまま
リタイアしています



あ、この先ウォーズマン1コマも出ないのでよろしく


というか試合ですら「すでに倒された」状態なんで
本編には1コマも出ていません

表紙と回想シーンだけです



これらの状況からもゆで的にもまだ
「ウォーズマン?ださんでもええやろ」な扱いだったのでしょう



そしてトーナメント表


「究極の」と銘打ってるわりに悪魔、完璧超人が参加できない
超人オリンピックと同じく正義・残虐超人のみのトーナメント表


その出場枠を16も採ったせいでティーパックマンや
ジェイシー・メイビア(しかもペンタゴンに勝ったことになってる)
そしていつものスペシャルマンカナディアンマンなど意外なメンバーが本戦に
出場を果たしています


超人タッグトーナメントの時みたいに

「どこが選りすぐりの超人だ!からっきし弱いじゃねーか金返せ!」


と暴動が起きないかどうか不安になる人選なんですがそれは



そして今、準決勝戦まで勝ち進んだバッファローマンを
締め上げているのは無名の新星ブラジル出身「BUKIボーイ」


「BUKI」と言っていますが武器を隠し持っているではなく
「歌舞伎」「傾奇」の方でBUKIらしいです



「完璧超人始祖編」の闘いを経たバッファローマン相手だったら
あっさり勝てそうな相手ですがそこはご愛敬

パラレルワールドだと思って読み進めるしか無いです


(そもそも悪魔超人にもどったバッファローマンがこの大会に参加できたのか
という矛盾にもつながってしまうため)



果たして新超人BUKIボーイとはいかなる実力の持ち主なのか?



続く






 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン 考察コラム#23 きこうしロビン (無印、完璧超人始祖編)

 鋼の貴公子と揶揄される正義超人のリーダー的存在
ロビンマスク



キン肉マンを深く読んでいる人たちなら彼の性分が
「貴公」ではなく「奇行」なのはご存じだろう


あえてそんな皆知っている事柄をまとめて記事にする


 奇行行動その1:
そもそも初登場回の巨大化スパーリング


冷静に考えればただの迷惑行為だからすごい
スグルが巨大化しているからと理由づけもできますが

後にロビンマスクは巨大化した動物たちを眼力ひとつで
元の大きさにもどせる能力の持ち主だと判明したので
それを使えばよかったのでは?と思ってしまいます



 奇行行動その2:
選手紹介できっちりポーズをつけてアピールする

これ自体は別によくあることなんですが
その直前にキン肉マンの派手な入場シーンを想定して
ハングライダーでの入場を考えたトレーナーのガニアマスクに
「ここまでしなくても」と発言していたので

尚更ここのアピールシーンが際立ってしまいました

目立ちたいのかそうでないのか

まさしくガニアと同じ感想「わからんようになってきたこいつの性格」です


この立ち振る舞いは息子のケビンにもしっかり受け継がれ
実在のレスラー武藤敬司のポーズにて要所要所でアピールします


ケビンは「おくゆかしい親を困らせるつもりでやっている」
つもりですが結局父親と同じ道をたどっているという微笑ましさ




 奇行行動その3:オクトパス・ドリーム


直訳:タコの夢

フォールを繰り返して相手のスタミナを奪うこの行動
事前に鎧を脱いで裸になった事によりより絵面的にも
ママ小百合が言うように

「ロビンマスクの変態~!!」な行動になってしまいました


キャプテン翼の時代だから余裕であっち系の女子
(それを何女子と呼ぶかは明言しない)
が繁殖している時代ですが果たして
ガチムチパンツレスリングシリーズを先取りしたかのような
この二人の絡みは当時需要があったんでしょうか




 奇行行動その4:死んでもらいます!


なぜか敬語になるロビンマスク
この奇妙な口ぶりは後に弟子のウォーズマンの「ござーい」にも受け継がれてしまいます

ケビンの代では解消できた・・・?

(と思いつつ検証のため読み直している所ですが)


そしてマスクの円錐部分でキン肉マンの背中を滅多刺し



「う・・・うまい、反則攻撃を使わずこれだけの狂乱ファイト」

「せんぬきもフォークも使ってません」



と感心してしまうテリーとミートもツッコミ所満載ですが
ともかく準決勝戦までのロビンが築いてきた華やかなチャンピオンの
イメージとは打って変わって残酷な攻撃


思えば「華麗なロビン」の命日はこの試合だったのかもしれない
(悪魔将軍並みの言い回し)





 奇行行動その5:執拗な抗議


背骨が折れたと思われたキン肉マンが無意識に極めた
メキシカン・ローリングクラッチホールドにて3カウントを取られてしまったロビン


その光景があまりにも一瞬すぎて
ロビン自身も状況を判断するのに時間がかかってしまい


「キン肉マンはギブアップしたはずだ!」

「背骨が折れたらギブアップと同じ」

挙句の果てに


「ウソだ~!!あの技にかかって五体満足だったやつはいないんだ~!!」


小学生のキン肉マンごっこの言い分か!!


とツッコミたくなるような駄々のこねよう


元チャンピオンかつ英国紳士
なんだからどっしり構えて潔く負けを認めてくれい


※この「英国紳士」というイメージ自体
諸外国が勝手につけたイメージではあるが



 奇行行動その6:表彰式にジャージのロビン


子供の頃は読んでいてなんとも思わなかったのですが
よくよく考えてみると奇妙な光景


パン一が正装のキン肉マンや足を負傷したテリーが
ラフな格好なのはまあいいとして


紳士的にここは正装じゃないのか?と


決勝戦終了後間を開けずに表彰式に移ったのか
それともキン肉マンに負けたショックで
服なんか選んでられるかな思考に陥ったのか


おそらく正解は後者

この後ロビンは妻アリサとともに
定住先を探す旅に出かけるのですがその時の格好も
今までのチャンピオンとしての貯金がいくらかあるんだから
(そうでなくても金持ちの家系だし)
人間に足ぬけしたあの時のように服くらい買えと
言わんばかりにボロボロのマントをわざわざ羽織るロビン



「俺ってばキン肉マンに負けて傷ついちゃってるぜ
なんかこのボロボロのマントがその心の傷を現してるみたいでカッコイイ」
とでも思っちゃったんですかねケビンの父ですから


と思ったらケビンも家出直後はこんな感じでしたね

父の行動をここまで真似ていると

「お前ら本当は親子仲良いだろ」
とツッコミたくなりますが





 奇行行動その7:世界遠征編のロビン


ロビン本人曰く「自尊心というちっぽけなプライド」に固執していた時期

キン肉マンに負けた事を「何かの間違いだ」と認めず
定住先の国も仕事も妻も捨てて超人同盟の思うがままにされても
再戦を望んだロビン


「もっとスポーツマンシップに則って爽やかに正々堂々と
「次のオリンピックでは私が勝つ!」とは言えなかったのか」
と思いましたが


よくよく考えれば「国外追放」というのはイギリス代表じゃなくなるって事ですから
実質超人オリンピック参加不可


国籍をはく奪されたって事はオリンピック以外の大会にも参加不可で
超人レスラーとしても終わってしまうって意味もあったんですね


(一応アフリカで動物管理係という聞きなれない職種おそらく環境保護か何か
に務めていたらしいがアフリカに帰化したかどうかは語られなかったし
後々イギリスに戻ってなし崩し的に国外追放はなかった事にされてるし)



ロビンマスクの奇行行動はまだまだ序の口
むしろ物語終盤に向けて加速していく


まさしく「重たい鎧のおかげで速く落ちる」ロビンスペシャルのように


続く






 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー キン肉マンの結婚式!! その5

 すっかり長くなってしまった「キン肉マンの結婚式!!」の感想文

本気で殴り合う二人は本音をぶつけ合います

「ガーリック臭い男が!たまには歯を磨け!」

マジでキン肉マンの健康状態が不安になってくる一文ですね
せめて牛丼屋でも野菜セットと一緒に頼めばまだマシなんですけど

牛丼は塩分も糖分もマッハな食品ですので
さすがに歯を磨かないのはちょっと


終いには匂いどうのこうのよりも歯が溶けだすと思いますが
そこは「超人だからだいじょーぶ!」とか
「加圧トレーニングしたら新しい歯が生えてきてからだいじょーぶ」なのでしょうか


まあ「二世」での老体っぷりを見ると
若い頃から健康管理しておけと忠告したくなりますけどね



 対するキン肉マンの本音は
「年がら年中長靴で街を歩くなカッペ野郎!」



初登場時はローファーと長靴(リングシューズ?)を
履き分けていた気もしますが


テキサスはアメリカじゃ田舎なんで
「テリーは華やかでおしゃれな外国人」のイメージは
おそらく日本人視点からみたテリーのイメージでしょう


キン肉マンは一度直接テキサスに向かってるし
そこでテリーが田舎っぺだという事を知ったのでしょう


 「やめさせなきゃ」と慌てるミートに
「やらせるんだ」と見守るバッファローマン


「ふたりの気が済むまで何時間でも」



恐らくバッファローマンがかつて在籍していた7人の悪魔超人
の間でもこういったやりとりがあったんでしょうね
と勘ぐってしまいます


スプリングマンとステカセ辺りは本当に何時間も殴り合ってそう


バッファローマン自身もそんな殴り合ってわかる間柄が
心地よくて六騎士に昇格するより平悪魔を貫いたとか

ちょっと考えすぎか


 「結婚したら早くベビーを作るんだぜ!」

「お前こそ元気でカワイイ子をな!」



「早く」出来ましたか?
「かわいい子」は出来ましたか?



およそ15年程子供が出来ない状態が
スグル家もテリー家も続くんですけどね



「二世」は最初短期間の集中連載のつもりで
新世代超人はキン肉マンの息子だけ登場させるつもりが
正式な連載になりテリーの息子を登場させることに


「スグルとテリーの子供は同い年じゃないと」
と考えたのか随分とヘンテコな後付け設定で

「テリー家もスグル家同様ずっと子供が出来なかった」事にされてしまいました


唯一ケビンマスクだけは万太郎とキッドより4歳年上だったりしますが



そして「かわいさ」
我が子はどんなに生意気でもかわいいのが親の心情ですが

万太郎とキッドに関して言えば

夜遊びするわ王様ゲームするわ父を敬わないわ・・・



と書いたけどスグルとテリーの若いころもこんな感じだったかもね



残念なのはやはり「キン肉マンVSテリーマン」でも書いた
「キッドが万太郎の背中さえ見えない程追い抜かれた」事でしょうか


 「その子同士闘わせようじゃねえか」
「それはいい案だ!絶対に負けはせん!」


「男の子」がうまれる前提かつその子が超人レスラーを志す前提なんですかね?


女の子だったりミートみたいな頭脳派が生まれる事は想定してないのか
親同士が盛り上がるのはいいけど子供の道は子供に決めさせるべきかと



ともかく「おめでとう!」「ありがとう!」を交わし合い倒れる二人


この後キン肉マンは身体をひきずってキン肉星に帰ったのでしょうか




 スパーリングが終わったリングで語らい合う7人のスグルの親友たち

「いいもんだなあ闘いって」
「スカッとするしなにより連帯感が湧いてくる」


「自分の極限のパワーを知る喜びは人間には味わえない」

人間の世界にもプロレスがあるんですけど!?


「悪行超人との闘いは御免こうむりたいがな」

悪行超人にまっこうから立ち向かっていったからこそ
今の正義超人軍があったりバッファローマンの転身があったりすると思うんですけど


「あのアホとなら何度でも闘ってもいい」


「バカ」なのではなく「アホ」なのが
大阪生まれのゆでたまごっぽいエッセンスです


あっちの地域じゃ「バカ」は侮蔑で「アホ」はある種の誉め言葉ですから



そして「無事に間に合えばいいが」と憂う親友たち



 キン肉星では26回の鐘が鳴り終えようとしているとき
キン肉マンがその姿を見せて観衆をざわつかせました


本当に500憶光年離れた星に一瞬でたどり着ける技術が凄い


馬車に乗るスグルとキスをするビビンバ

この時のビビンバの作画が彫刻を見てそのままかいたような違和感ですが
女性キャラはお察しのゆでたまご画なのでご愛敬


そして冒頭の「たぐいまれなる肉体と精神力をもった闘い人の事を
超人あるいはCHOJINと呼んだ」で締め



 総評:97点

 この頃はとにかく長ったらしい上に「どうせ万太郎が勝って終わる」事が透けていた
「究極の超人タッグ編」の途中であり
(前回この作品を2010年発表と書きましたが間違いでした
正確には2008年、Toloveるも連載中です)


しかも終わりが見えない状態だったので「初代」の読み切りは
カンフル剤でした


「二世」でゆで氏を見限り気味だった私も
「やっぱり今でも初代ならいい話を書くんだな」と感心して

「初代だけやってればいいのに」と思っていました
約3年後それが実現するとは全く知らずに



 簡単に言えば
「男同士でアホやってた親友が結婚するのが寂しいから最後に暴れちゃえ」
って話でしたがそれをここまで魅せられるのはやはり初代の
「キャラクター」達がしっかりしているからなのでしょう

まさしく「キャラクターが話を動かす」展開を理想とする
週刊少年ジャンプ向きのお話だったのでは無いでしょうか


そして作中でやたらと説明セリフが多かったのも
「初めてキン肉マンを読む今の子供にもわかりやすく」といった配慮で
ここからキン肉マンを読んでみた2008年時点の子供達もいたのではと思います


惜しむべくはこの当時が「二世」連載時であった事
「完璧超人始祖編」の時にこの話を同じく週刊少年ジャンプに
載せていれば世代を超えた火付け役としてもっと盛り上がったかもしれない







 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー キン肉マンの結婚式!! その4

 キン肉マンの次の相手はバッファローマン
「もうやめにするか?」と提案するも
「へのつっぱりはいらんですよーっ!」で戦闘開始


週刊ジャンプで初めてキン肉マンを見る読者のために
名言を盛り込むスタイルは好感が持てます


ハリケーンミキサーに被弾するキン肉マン

回転をバッファローマンの角に掴まり回避


そのままキン肉バスターへと繋げます

しかしバッファローマン相手にこの流れは
「返してくれ」と言っているようなもの


アッサリと6を9に変えるリベンジバスターをくらってしまいます

理論的な漫画が増えてきた昨今、それを読みなれた子供にとっては
「は?」な展開かもしれませんが最後まで読んでほしい


「強豪を相手してからのキン肉バスターは無理があるってものよ」
とバッファローマンは言いますが

キン肉マンの体調が万全でもただのキン肉バスターなら
バッファローマンが断然有利だと思いますがね



6人目の相手は正義超人軍の重鎮ロビンマスク

流れるような動きでキン肉マンに組み付き
今なおトップとして君臨するテクニックを見せつけます


アノアロの杖を考えないものとすると
ロビンの闘い方って特殊能力を使わない正統派レスリングなんですよね


ギミック超人や能力超人が増えていく中旧作で
最後の最後まで人気と実力を維持し続けたロビンは凄いです
(その結果弟子の出番を食ってしまう事にもなるが)



「スマートでさして体重も無いのにこいつに技を極められたらテコでも動かない」

そのイメージにオクトパスドリームが描かれてますが
アレはどっちかというと「ワザと返せるだけの余力を与えてスタミナを奪う」
のが目的だった気がするが



「スラーッ!」


奇妙な掛け声とともにタワーブリッジを極めるロビン



「世界最古の必殺技といえるロビンの代名詞タワーブリッジだーっ」

「最古」・・・?



人間が繁栄する数億年も前から「超人」はいたわけだから
「最古の必殺技」は無いでしょ


完璧超人始祖が後付け設定だとしても
古代超人界を荒らしまわったネプチューンキングとか
なにかしら必殺技を持っていたでしょ



ゴキィと音を立てるキン肉マンの背骨



「折れた!王子の背骨が~!」


いやいやいや、ミートは今までのスグルの何を見てきたんだよ


もちろんキン肉マンを読んでいる人にはわかりきっている事ですが
「初めて読む読者」に配慮しての説明ゼリフなのでしょうか


もちろんそれが原因で負けたロビンは
「お前の背骨が鳴りやすいという体質を知らず逆転を許してしまった」


「あの時と同じ轍を踏むかーっ」と飛び上がり
キャンバス落下時に逆タワーブリッジで勝利!



「本当に王子の腰骨が粉砕した音だーっ」



歩けなくなるだろそれ




本当に一切の手加減をする気が無い
いい友人ですよこいつら


「結婚式に出られなくなったとしてもお前が望んだことだからな」
とでも言わんばかりの猛攻




しかしさすがは超人
次の瞬間には腰骨は治って?再び立ち上がるキン肉マン


ウルフマンの引退事情を見るにこの世界では
まさしく題名通り身体の重要度は「筋肉>骨」なのでしょうね

ネメシスの肋骨を外す行為もそうですけど
「骨はいくらか折っても筋肉が無事なら大丈夫」な世界なのでしょう


じん帯やアキレス腱を損傷したウルフマンが引退で
何度も骨を入れ替えたりしているキン肉マンは現役

しまいには加圧式トレーニングで自ら骨を再生させる世界観だし
「骨はすぐ再生するからぞんざいに扱ってもいいけど筋肉は大事にしろよ」
という事でしょうか


まさしく「キン肉マン」


この漫画の主人公がキン骨マンだったら
逆の価値観になっていたんでしょうかね



 閑話休題
最期の相手はやはり一番の親友テリーマン


「スパーリングだが血も汗も出し切る後悔の無い一戦をしたい」
との事でテキサスファイト・デスマッチを提案するテリー


「投げ技を使用しないただ殴り合う決闘方法」

完全決着したいと言えば聞こえはいいですが
これテリーに明らかに有利な試合方法ですよね


キン肉マンの必殺技って基本全部組み技だし
「テキサスの暴れ馬」という異名の通り
テリーは乱打が得意だし


ともかく始まる最後の練習試合

やはりテリーが有利なのか確実にキン肉マンの鼻を捉えて
呼吸をしにくく追い詰める


「王子、なぜ肉のカーテンを使わないのです!?」


決闘方法を聞いておいてすっとぼけるミートですが
ここも初見の読者に
「キン肉マンにはこういう技があるよ」というアピールでしょうか



「引退した身だ、家でカワイイ嫁さんの作った牛丼でも食ってろ!」

カワイイ・・・?
この頃の少年ジャンプの読者はたぶんToloveるで鍛えられてたから
ビビンバでは萌えませんぞ


そして「牛丼」
「二世」で明らかになった設定でビビンバは「牛丼とカルビ丼以外全然ダメ」
との事ですので下手すればメシマズ嫁一歩手前でしたけどね


マリさんにしとけば毎日料理のレパートリーも豊かだっただろうに



「私は今でも超人だ・・・」


「闘ってなくちゃ成長できない・・・脳内のリミッターを外しておかなければ
生きられないんだよーっ!!」



かっこよすぎですねこのセリフ


本当にどうしてこの親から万太郎のような
「周りに振り回されただけ」で連載が終了してしまった塩キャラが生まれてしまったのか



「お前こそテキサスの田舎でナツコさんと
牛の乳しぼりに精を出していた方がいいんじゃないかーっ」



なかなか区切る文節を間違えてしまったら
意味深になりそうなセリフです


ですけど最初のツッコミところはやはり「ナツコさん」


キン肉マンのナツコの呼び方は「ナッちゃん」だったんですが
随分と他人行儀です


ゆでたまご自身がナツコを
「テリーの恋人やろ?それ以外なんかあったっけ?」と
初期のキャラである事を忘れている可能性もありますが


そして「ナツコさんと」牛の乳しぼりをするのか
「ナツコさんと牛の」乳しぼりをするのか



Toloveるが終わったばかりだから
生半可なサービスじゃこの時のジャンプ読者は納得しませんよ


という事でToloveる読者を取り込む意味で

「ナツコさんと牛の」
乳しぼりである可能性の方が高いと結論付けさせていただきます



 総評を絡めた持論を次で発表したい


続く


アイドル超人と同等以上の力を持ちながらキン肉マンとなれ合わない
カッコいい奴





 キン肉マン感想、考察関係もくじ

エロマンガ先生 感想レビュー 考察コラム もくじ

エロマンガ先生関係の感想レビュー、考察コラムの目次です

他のアニメの感想を執筆しようとした時期があったので
最下部に笑ゥせぇるすまんが置いてますが気にしないで

201706/25追記

このコンテンツは更新停止しました。新ブログで継続移転予定です
八神聖人の きよ日とーく エロマンガ先生 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 感想 考察
へ移住お願いします

続きを読む

エロマンガ先生 第11話:二人の出会いと未来の兄妹(ふたり) 感想 レビュー その2

 メッセージを送信する紗霧
するとすぐに返信が

「初の書き込み!感謝します」から「書きためってなんですか?」
と会話が続いていきます


メッセージというよりチャット機能?
いや、リアルタイムで返信が来る度掲示板に書き込んでいるのか



「この小説はいま書いたやつ?10話まで全部?」
→「はい!」


「よければ感想ください!」


一方的な高テンションのマサムネに「なんだこいつ」
で返す紗霧


でも割と小説書くことしかない人ってこういうテンションだと思う

「一気に書いちゃいました!感想早く!」みたいな
私もアフィ収入が増えないから最近縮小気味に運営している
ウェブ小説も書き始めはそんなテンションだったし



そして「あんまり・・・」と評価したはずの紗霧も
執筆の速さとマサムネの人柄に惹かれたのか
「なんだこいつ」と感じながらも毎日更新を楽しみに過ごす日々を送ります


 場面は現代に戻り道中のたかさご書店

どうやら智恵ちゃんのオススメ棚に昇格したマサムネの作品



智恵ちゃんは姿を見せないんですか!?
智恵ちゃんが新ヒロインのモデルとして脱ぐ話はどうなったんですか!?



という私情は置いといて
「なんせ初めて書いた小説だったからいまよりへたくそで痛々しくて・・・
でも楽しかったな」と振り返る正宗


「勇者マサムネの冒険でしょー」からの
ライジング斬滅剣?なる必殺技でその場面を再現する紗霧


可愛い



「あの作品の事は忘れろ」といいますけど
WEB上にあげたその小説はもう削除しちゃったんですかね?


今現在プロ小説家としてそこそこ名が売れているのなら
「マサムネ先生の小学生時代の作品だ」って普通に需要が集まると思うし
今現在の活動の売名にもなると思うんだけどな


ムラマサはこの時からHDDに永久保存してそうですが
しかも何個にも分けて



 「ついに・・・」と意味深なセリフでやりとげた顔をするマサムネ
状況から察するに最終話を書き終えたんですかね


そして「おぉ~」と目を輝かせながら読みふける紗霧

「よし」と何かを決意して行動に移ります


マサムネの下に送信された画像は紗霧が書いた
「勇者マサムネの冒険」のイラスト


一話回想シーンにもでてきた
「初めての小説に絵を付けてくれた人」が紗霧である事が確定しました



これは嬉しいだろうな、プロアマ問わずに創作に関わった人なら
誰しもがこんなことされたら泣いてまうやんけ
って事案だと思う


役者事情で喩えると仮面ライダーオーズにて
アンクという味方側の怪人がいるんですけど
その役者さんが「アンクが消えたら嫌だからこれあげる」
とコアメダル(劇中設定でアンクの身体を構成する大事なモノ)の玩具をくれた子供
のエピソードに近い?伝わらない場合はごめんなさい
(しかも当時相当貴重なおもちゃだった)


役者さんは泣いてしまってその日撮影どころじゃなくなったとか
「役者やってて良かった」とただただ号泣したとか


それだけ嬉しい事があれば
その直後の正宗の発言

「オレ、プロの小説家になる!」という決意もわかります


「俺の小説で喜んでくれる人がいるんだ」っていうのは
創作活動をやる人にとってなによりの気力になると思いますし



この時「プロの小説家になるのなら必要だろ?」と
ノートパソコンを渡されていますが今現在使っているモノと
同じものなのかは不明です



PCは5年も経つとすぐスペック不足に陥りますから

ワープロと違って時代に取り残されてもそれでしかできない事のため
とっておくってモノじゃないし



その人がきっかけでプロを目指したと語るマサムネ

つまりは紗霧のおかげ


「小説サイトの掲示板とメールのやりとりだけだったけど・・・
友達だったと思う」


本当の友達というのはたとえ会っていなくても友達という事でしょうかね

10年以上会ってなくても一度会えばすぐ友達に戻れる関係の友人が
私にも少なからずいますし



 「俺の新作見てくれた?」→「まだ見てない、今起きたとこ」

この会話から引きこもりだとバレそうになった紗霧は思わず
「大学生」とウソをついてしまいます


ウェブ小説読みふけってマイナー作家に絵を
描いて送る大学生がいたらいたでそれは単位を落としそうではありますが



通り過ぎる母子に目が行ってしまう正宗
この頃から「家族」を渇望してやまなかったのでしょうね


そこへ「またイラスト描いてやったぞ」と送られてくる
紗霧のファイル添付メール


この鎧武者の少年を見る限り新作は
前作までのマサムネの作風でありムラマサの作風の基礎を
作り上げた「和風ファンタジー」の原型でしょうか



「また挿絵に使っていいか?」
「いいけどヘタクソだぞ」「俺は好きだぞ」のやりとりの後

「どうせお前の小説オレ以外誰も読んでないもんな」
とメールを打つ時の紗霧の表情が可愛すぎる


誰も知らない面白いおもちゃを独り占めにした
赤ん坊のような表情が素敵です


故障中のクーラー、そんな中仕事をするエロマンガママンと
イラストを描く引きこもり紗霧


離婚したのならクーラー買い替える慰謝料くらいは
毎月もらっていてもおかしくは無いんですけどね


慰謝料がもらえなかったという事はママンに問題があったのかな?



続く






このブログにおけるこのコンテンツは更新停止しました
続きの感想は新ブログ
でお願いします
プロフィール

八神聖人(やがみきよひと)

Author:八神聖人(やがみきよひと)
FC2ブログへようこそ!

リンクが自動増殖オートリンクの登録はこちら  by オートリンクネット
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
詳細タグ

キン肉マン感想 エロマンガ先生感想 キン肉マン考察 

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR