現行キン肉マン208話:慈悲を纏った悪魔!感想

  ザ・マンとの壮絶な戦いの決着がつき帰路につこうとする悪魔将軍

そんな悪魔将軍を今一度キン肉マンは呼び止めます

「今回の闘いでお前たちが動いてくれなかったら全滅していた」

またキン肉マンの将軍の呼び方が「あんた」から「お前」に変わってます
完璧始祖としてのゴールドマンと悪魔将軍とで使い分けているのでしょうか



そしてこのコマの後ろでウォーズマンとテリーが佇んでいますが
今この場にキン肉マンと一緒にいるわけでは無くあくまでモニターに映っている姿


遠近法的にサイズが合ってるし一瞬見間違いました


もしかしたら下書きした後アシスタントか編集に
「この場にテリーとウォーズはいませんよ」と言われて慌ててモニターを書き足したのかも?

ゆでたまごならあり得ます





「ありがとう」




キン肉マンに礼を言われた悪魔将軍の反応が


「別にお前たちのためにやったわけじゃない」「勘違いするな」と
典型的なツンデレ台詞


そっち方面の女子が喜びそうな展開です(それを何女子と呼ぶかは明言しない)




 「成長したなキン肉マン」「あの時よりもさらに」

並みの悪役がこのセリフを吐こうものなら
「いや、お前そもそもキン肉マンに負けたじゃんなんで上から目線なの?」と
ツッコミが入りそうですがさすが悪魔将軍、威厳を感じます


試合結果だけで見ればたしかに悪魔将軍の黒星なのですが
あの試合自体ロビンの鎧やバッファローマンの乱入があって
やっと手にした勝利ですからね


本当に1対1で今やったらどっちが勝つかわかりませんし


「悪魔は平気で約束を破る
不可侵条約などに胡坐をかかぬことだ」


条文が燃やされてしまってますがこの戦争終結で
条約は元通りになるのでしょうか


「行くぞ撤収だ」


戦場を去る悪魔たちに幻影が重なります


見開きで描かれるのは悪魔超人軍
将軍+7人の悪魔超人+悪魔六騎士の全員

この場にいない者、死んだ者は霊体のような演出で出現


個人的にこの見開きは霊体じゃなくて生身が良かったんですけどね

そして死んでいないのに死んだような演出になる
ニンジャ、BH、ジャンクマン・・・



首だけのカーメンは全員集合写真に欠席した不良みたいになってます


 「ありがとう最強のライバルたち」


どこに帰るんでしょうね悪魔たちは



そしてこのラストだとどう考えても「二世」に繋がらないんですけどね



サンシャインがアシュラと袂を分かつ事も無いだろうし
バッファローマンも悪魔超人のままヘラクレスファクトリーの教官になりそうにない



 「やはりお前はシルバーマンの子孫だな」


「自分が正しいと思ったことは私がよしとしなくても真っ向から平気でやってくる」
「頑固者ばかりだ」

 

しかしその発言の一部を否定するキン肉マン


「かつての私はそうだった」



「自分の信念を貫き通すのが正義超人としての務めだとおもってた」


「今回の闘いはそれぞれの言い分に「理」があり間違ってなかった」
「もしかしたら私の思う正義なんてちっぽけな感傷でしかないのではと」


確かに「キン肉マン」はたまに「正義超人側のエゴなのでは?」と
感じる話もあるんですよ


でも必ずテコ入れしてくれる

超人タッグトーナメント編は「正義超人が友情を取り戻す」話なので
しょうがないのですが「馴れ合いの友情最高」の一歩手前まで来てたし

ネプチューンマンにすら「完璧なものは正義超人の友情」と言わせました


でもアタル兄さんがそれに喝を入れてくれました
「馴れ合いの友情程もろい物はない」と




 「それでもまずは自分が正しいと信じて動く」

キン肉マンのこの言葉は人生のあらゆる壁にぶち当たった時応用できそうです
そして散っていった完璧始祖たちもそれが行動原理だった




「心は正しくあろうとも力は暴走する・・・わたしのように」
「だから私も後を託すことにする、ここにいる後進どもに」


「自らの老い」を認めたザ・マンは後世に遺志を託す事を決意

「完璧超人は負けたら自害」の掟はもうどうでも良くなっています



ここで生き残った完璧超人3人が奇しくもキン肉マンと直接対決した
ピーク・ア・ブー、ネプチューンマン、ネメシスというのも感慨深いですね


そしてここも「二世」に繋がりそうにないポイントです


この展開だとネプチューンマンも閻魔側につくだろうし
「正義超人喧嘩男として山にこもる」事もないと思います


二世の究極の超人タッグ編でザ・マンがいう「暴走」に一番近い行動を起こしたのは
その傍にいるネプチューンマンですが「二世」が正史だと
ネプチューンマンはこの戦いから何も学ばなかった無能という事になります


 そして再戦に誓いを立てるキン肉マンとネメシス、ピークアブーとネプチューンマン



「敵同士として憎み合う殺し合いでは無く分かり合うためにな」



このシリーズで何度も正義超人側が主張してきたこと
それをキン肉マンが再び言葉にして締めに入ります



 キン肉タツノリの言葉で締められる最後ですが
38巻冒頭で語られていた言葉とはまた違った物


要約すると「超人は人を救うためにその力を行使しなければならない」
「しかし闘う相手もその「救うべき人」に含まれる」

「ゆえに人を救うという事はまず闘う相手を救うという事につながる」


「これを「慈悲の心」としてキン肉王族の家訓とする」


この勝利はキン肉マンと将軍が(将軍はザ・マンに対してだけですが)
「相手を救うため」に闘ったから成しえたものである。と私は解釈しました


シリーズ完結です



 総評・・・99.9点

「100点をつける予定だったのでは?」とツッコまれそうですが
細かい所を拾い切れていない点で(ページ数の都合上どうしようもない部分もあるけど)
99・9になりました


細かい点とは・・・

ロビンや他の悪魔超人軍の死人が蘇っていない事と
超人パワーを奪われ人間にされたままのカレクック、ベンキマン、タイルマン



キン肉マンの事ですから(というか「闘将」にありがちな展開だと)
次のシリーズでなんの説明もなくロビンが復活していてもおかしく無いですけど

ネメシスにあの時点で「慈悲の心」が芽生えていたのなら
実は「砂に埋めただけ」でロビンは生きている展開もアリでしょうが


全体的な総評は次のシリーズが始める空白期間中にじっくり書くことにします

とりあえず今回はここまで

最長シリーズでしたが6年間まったく退屈しませんでした
ゆでたまご先生ありがとう!そして休暇を楽しんでまた漫画を描いてください







 キン肉マン感想、考察関係もくじ
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