キン肉マン考察コラム#17 完璧始祖編の主人公は誰か? その1

 先日終了したキン肉マン現行シリーズ「無量大数軍~完璧超人始祖編」
それを受けてこのシリーズを振り返ります


 第一の論議は「このシリーズの主役は誰だったか」
「キン肉マン」という漫画だからキン肉マンなのでは?といった当たり前のツッコミから
「いやいや、一番目立っていたのは悪魔将軍だろ」
という「活躍度」に焦点を当てた切込みまでしていきたいと思う



 第一候補:キン肉マン・・・主役度70%


ご存じこの漫画の題名であり主人公であるキン肉スグルの事である
このスグルの「70%」という数字を基準に他のキャラクターの主役度を定めていく

ではなぜスグルがこの数値なのか?

「人気投票で7位手前をうろついている」「クソ力による7000万」
「超人オリンピックで7番を引く」

ということで「7」という数字に縁があるキン肉マンを「70%」と定めた


主役度が「70%」だからと言って
「主人公として微妙か?」ということでは無い



他のキャラクターが彼と照らし合わせて「70%」を下回るのなら
キン肉マンが主人公の座を守れるのだ



 ではキン肉マンの活躍を振り返りたいと思う



今回のシリーズにおけるキン肉マンの通算試合回数・・・2回

VSピーク・ア・ブー〇
VSネメシス〇


主人公なのに今回たったの2回しか試合をしてないんですよね
ここら辺も主役度が80%以上にはならない理由でしょうか



 ピーク・ア・ブーは「強くなりすぎたキン肉マン」を上手にメタる
「相手の技術を吸収する」特性の持ち主

復帰したキン肉マンをピンチにたたせるためにこれほど適した相手はいないでしょう


しかし「基礎をすっ飛ばして」強くなってしまったピークに対して
「基礎技が有効」とわかるや「基礎技の集合体」である必殺技「風林火山」
でピークから勝利を奪います


この技は原作ではなじみ薄いですが
アニメ版では優遇されています

アニメ版に応える形でこのワザがフィニッシュホールドになったのでしょうか



思い出したのは師カメハメの言葉と指導


「死者をさげすむお前たち完璧超人にはわからないかもしれんが」
「再戦の約束をしよう」


この試合のスグルはまさしく「成熟したヒーロー」でした


この試合と相反するのがネメシス戦でした


「フェニックスやゼブラとも違う本物のキン肉王族と戦うのなら」

 現大王であるスグルもネメシスの存在には恐怖するしかありませんでした
ここでキン肉マンは一度「逃げ出して」しまいます


 これもファンサービスの一つである「キン肉マンの逃げシーン」
いざという時に逃げ出そうとするシーンは初期~悪魔将軍戦にまで存在しました



しかし「強くなりすぎたキン肉マン」が「逃げだす程の相手」として
ネメシスを成長させなければその説得力も薄れてしまいます



その点でネメシスという強力なライバル、立役者に恵まれたキン肉マンは
十分に「主役」たりえる人物と言えるでしょう


ピークとの試合が「過去に置いてきた大切な物を思い出す」闘いなら
ネメシスとの試合は「もう一皮むけるための成長」の闘い


キン肉王室の「過去の闇」と向き合う事で「大王」として成長する
シルバーマンがあろうとした正義超人の後継者として成長する


フェニックスを破りこれ以上成長の余地が無かったキン肉マンは
ネメシスとの戦いを経てさらに心身ともに「大王」として成長していく


文句なしに「主役」であった構わないのですが
今回のシリーズはいままでの総決算とも言える構成


彼と同じくらい、いや下手すれば彼以上に「主役」をしている
キャラクターがいるかもしれない


そういう意味でひとまずスグルを「70%」と定めて話を進める必要があったのだ



このキン肉マンの2試合を元にこの議論における
「主役らしさ」の定義は


「過去の積み重ねが生かされているか」「闘いを経て成長できたか」が
主な焦点とする



 第二候補:悪魔将軍・・・主役度80%


第二候補と書いたがおそらく彼が「本命」だろう

ミラージュマン、アビスマン、ザ・マンと試合回数も一番多く
(ただし同率の試合回数にサイコマン、ネメシスが存在する)


まさかの主人公を差し置いてラスボスを倒してしまう大取役を務めた悪魔将軍



「このシリーズは彼が主役だったのでは?」との声も多いだろう

今回のシリーズで明かされた設定は
「かつて神に選ばれた10人の完璧始祖の1人だったこと」


かつての同僚二人を圧倒的にねじ伏せて最終戦のザ・マンとの試合では
「試合中の新しい力が覚醒する」というまさしく
主人公のテンプレパワーアップを経てザ・マンに勝利しました


二人の関係も「師匠と弟子」なので「師匠を超えた弟子」という
さらなる主人公属性も追加されました



「闘いを経て成長したかどうか」という点においても
悪魔将軍は文句なしに主人公していました



 強いて彼の「主役らしくない」所を挙げるとすれば
「初めからザ・マンにしか目を向けていない」所でしょうか


ロンズデーライトパワーはタツノリの言葉を借りれば
かつての師ザ・マンだけに対して発動する「慈悲の心」なので
他の敵に対しても同じ力を引き出せるかどうかは難しいし




「その他の試合なんぞ私とあやつの前哨戦にすぎない」といった態度は
主人公としていけない所でしょう


まあ彼は「悪魔将軍」なのでこの理念は正しいんですけど



「ザ・マンにだけ目を向けて他の問題はスルーしている」
これだけが彼の主人公らしからぬ点です


故に90%にまでは達せず80%とさせて頂きました



 予告:次回議論する主役候補はネメシスとストロング・ザ・武道(ザ・マン)
ご期待頂ければ何よりです!




続く







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