キン肉マン考察コラム#17 完璧始祖編の主人公は誰か? その4 テリーとロビン

 主要な4人の考察は終了したので
その4ではその他のキャラクターにおける「主人公度」を
ダイジェストで検証していく

なお、カーメンやプラネットマンなど
今回のシリーズで惜しくも活躍に恵まれなかったキャラ
「主人公要素に欠けるキャラ」はあらかじめ省略していくのでご了承を


 正義超人編
試合順に正義超人の主役度を検証していく

 テリーマン:主役度・・・40%


 不可侵条約を調印した正義超人側の代表であり今回のシリーズで
一番初めの試合を務めたテキサス・ブロンコ

二試合とも不屈の正義超人魂を見せて勝利
最新の人気投票では久しぶりにトップ10に躍り出た


 ラジアル戦では相手の片側のタイヤを身を削って破壊
カーフ・ブラウンディングを有効にさせて勝利

柔軟な?いや力押し?な発想で不利を覆すのは
少年漫画主人公の鑑


 ジャスティスマン戦では義足設定が復活
それでいて義足では無く生身の足を狙う正々堂々なジャスティスマンに対して
義足を捨ててジャッジメント・ペナルティから脱出


「ヘイボーイ!正義の魂をからかっちゃいけないぜ!」
旧作からキン肉マンを追いかけてきた読者なら熱くならざるを得ない台詞
守銭奴、イヤミキャラだった頃のテリーマンが小銭で怪獣退治の依頼にやってきた
子供を蹴飛ばした時のオマージュ的なセリフです


それをこんなにかっこよく言い換えるこの時のテリーマンは最高の輝いていました

その「正義の魂」が「二重処罰の禁止」を掲げるジャスティスマンの心に
訴えかけて試合放棄のよる勝利をもぎとりました


 このシリーズではゆでたまごの画力が上がったのか
実在するワザ故「地味」な印象をぬぐいきれなかった
テリーの一連の必殺技が「派手に」描かれています


「絶対にあきらめない心」でジャスティスマンから勝利をもぎとった彼もまた
「主役」の一員であることは間違いないでしょう


 ロビンマスク:主役度・・・35%

 正義超人軍のリーダーにて最年長のロビンマスク(それでも30歳前後と若いが)
本家キン肉マンの連載再開は24年ぶりですが「通し」でキン肉マンを読んでいった場合
このシリーズは王位争奪編の後でありロビンと言えばその王位争奪編にて
「運命の五王子の一人マリポーサを破る」「タッグマッチで同じく五王子のゼブラ・パルテノン組を破る」
「運命の五王子と同等以上と言われる実力者マンモスマンを破る」等大金星を挙げ続けた直後


 それだけに脂の乗り切ったロビンがどういった試合を見せるか?
これは課題の一つでもありました


純粋な人気投票で活躍度を決めてしまう旧作方式
(王位争奪編ではロビンが1位、ウォーズマンが8位でその結果相応の活躍度だった)
とは違い「二世」以降のゆでは「人気があっても前回活躍しすぎた超人は早期退場
または出番を減らす」という手法を採っており

「二世」の究極の超人タッグではオリンピック編、デーモンシード編と
活躍してきた人気一位のケビンを「とらわれのヒロイン枠?」にして出番を自重させた
(結局決勝戦でトリをかざったのはケビンだったが)


今回のロビンも王位争奪編で大活躍した直後だけあって
「もしかしたら負けてしまうのでは?」という不安があった


その不安通りロビンはネメシスとの一試合だけで早期退場してしまうのですが
この試合内容もまさしく「主役」と言えるくらい熱い物でした



 この試合の時点ではまだネメシスの素性が明かされていなかったのでそこを
省略して話を進めていきますとこの試合はまさに「ロビンの集大成」「ロビンの真骨頂」
「ロビンの新しい一面」が凝縮された試合でした


この試合でロビンが語ったのは
「キン肉マンに負けてプライドは崩れたが新たなプライドを手に入れた」事
「それは自尊心という狭量なプライドではなく正義超人としてのプライドだ!」


かつての自分を思い起こさせるネメシスの高慢さを見てロビンは
「お前が下等とさげすむ物のすばらしさを分かってもらいたい!」と
分かり合うための闘い、後のタツノリが語った相手を救うための闘い
「慈悲の心」をもってネメシスとぶつかり合います


 「キン肉マンに代わって私が示す番だ!」
なりふり構わず血まみれになりながら殴り合いに持ち込むロビン


その姿にかつてのライバルキン肉マン、テリーマンも涙を浮かべます

 そしてアイスロックジャイロから始まりユニコーンヘッド、ロビンスペシャルと
次々に繰り出す技が破られたロビンが出した次の手は新必殺技「タワーブリッジネイキッド」!


両腕を交差させることでより相手の身体をしならせる強化タワーブリッジ
(実際には3Dソフトがエラーを起こすため実現不可能な体勢らしいが)

これをもってネメシスを説得
それでもギブアップしないネメシスの背中を引き裂きにかかりますが

交差させた腕をロビンの首に食い込ませて窒息させようとするネメシス
「技を解け」と忠告するキン肉マンに「私のようなベテランにはこういうべきだろ?」

「窒息死結構!命に代えてもネメシスを倒せとな!」


マンモスマン戦もそうでしたが命尽きる瞬間のロビンは本当に
輝いています

「真剣勝負にそんなもの関係ないわー!」と運命の糸を自ら切断したロビン


あの頃と同じように命を賭してネメシスを締め上げます


 結局肋骨を折る覚悟でワザからぬけたネメシスに
致命的ダメージを負わされ未完成の必殺技「ブリティッシュスティールエッジ」
(息子のケビンが愛用しているあの技に似ている!?)も外され

ロビンは敗北してしまいます



しかしその去り際にも
「私は良き仲間に恵まれ良き弟子に恵まれた」と明言を残し崩れ落ちるロビン


 相手がネメシスだから仕方ないとはいえ一試合で退場したロビンですが
この「一試合」にすべてが詰まっていました


ロビンらしいテクニカルな立ち回りはもちろん
それと相反するこれまたロビンらしい「鬼公子」らしい一面
過去のわだかまりを経て自分が成長できたことを独白するロビン等

この試合は黒星でしたが塩試合などではなくマンモスマン戦に迫る勢いの
ロビンの名試合であることは間違いないでしょう



 彼も間違いなく「主役」の一人であったのだ




「ダイジェストで」といったけどまだまだ長くなりそうなのでとりあえず
まだ続く













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