エロマンガ先生第7話:妹と世界で一番面白い小説 感想 レビュー (後編)

 マサムネの「転生の銀狼」が終了した後寂しさを紛らわせるために書き続けたムラマサ

 その結果が一千万部作家としての大成なのでしょうか


 マサムネ自身は作風の類似点から「劣化ムラマサ、ムラマサの偽物」と言われ続けたみたいですが
「実はムラマサが後追いでオリジナルはマサムネ側」である事が分かります

 

 「君がラブコメ企画を立てたときそれを妨害すればまたバトル小説を書いてくれると思ったから」


 なんとも回りくどくそれでいて重い「愛」ですね


 「君が今の生活を続けるには作家としての成果と収入が必要なのだろう?」
「君が私のために小説を書いてくれるのなら今まで得た印税をすべて君にやろう」


今度はお金で落としにかかりますが落ち着けと思ってしまった

「全財産」はやめておけ
来年の税金どうやって支払うの?って話になると思うし


今凄い稼げているのならなおさら来年の納税額はすごいことになるから
貯金しておけと



 「君が私のものになってくれるのなら君たち兄妹は私が守る」
に対して返事をしたのはマサムネではなく紗霧


「あげない・・・」「ずっと前から私のだもん!」

ここの回想シーンで小学生の紗霧がウェブ小説時代のマサムネ宛てに
イラストを書いていますがそのイラストがマサムネ側の回想シーンでも出てきた絵と一致



やはりと言えばそれまでですが初めて絵を描いてくれた
ファン=紗霧(エロマンガ先生)に繋がりました


この場面は引きこもりの妹が部屋から出てきて、素顔を晒してまで
「絶対渡すもんか!」という意志を示してる所がポイントですね



 「私たちの夢はつまらなくなんかない!お前に負けるもんか!」
マサムネが言いたかったことを全部代弁しちゃった感じです





紗霧の決心を見たマサムネも「ごめん先輩、気持ちはすっげー嬉しいけど」
とムラマサの提案を断ります


「誰にも負ける気はしねー、ちゃんとケリつけようぜ」

もちろんそれはさぎりんの決意を見たからなんでしょうけど



 「俺のファンなんだろ?食わず嫌いはもったいないよ
今度の小説は和泉マサムネの最高傑作になるんだから!」と自信満々な様子



 同じ作者でもつまらないと思った作品は結構世の中にありふれているんですけどね
それこそこの作品「エロマンガ先生」だって「俺妹のほうが面白かった」っていう人も絶対いるだろうし


きちんと「バトル漫画」やっていた頃のドラゴンボールは面白いと思うけど
いまの鳥山明の寒いオヤジギャグの自己満足発表の場となった「ドラゴンボール超」は
ひたすら面白くないし


 読者を楽しませるためのサスペンスだった「デスノート」から
ガモウひろしの「理想の恋愛」を押し付けてくる童貞のノート的な作品だった
「バクマン」も途中離脱した経緯もあるし


「自分が好きだった作品の作者の書くジャンルが変わってしまう」事への
懸念はファンなら当然といったところでしょう



 「つまらなかったら殺す!」


 ひたすら重い愛の一言はそれをもってひとまず終了



以後は原稿提出→結果発表まで一気に省略されます



 発表3分前にリビングで待機するマサムネとエルフ
もうエルフはすっかり和泉家の一員です


「女の子の目のまえで
自分へのラブレターを読まされた時くらいドキドキしてるのかしら」


エルフの言葉から回想シーンに切り替わります



 自分の作品が載った雑誌をもって(発売前に作者本人に配られる見本?)
マサムネに会うムラマサ


その作品のタイトルも「私の可愛くない後輩」と意味深なモノ


「これって俺たちの事?」マサムネは真意を探ります


ここでいう「俺たち」がそのまま(売り上げ的に)後輩の意味の
マサムネとエルフの事か正宗と紗霧の兄妹の事か読解しかねますが


 そして意を決したムラマサは告白へと至ります

「作品も君自身も!愛している!」


それに対して正宗は当然「好きな人がいるから」と断ります



 結果発表の順位は「得票数は一位でも規定枚数をオーバーしたから繰り上げで
マサムネの優勝」というモノでした


ちょっとご都合主義展開と思いましたね。さすがにこれは
ちょっと茶番に感じるくらいの


「純粋な面白さで一瞬の輝きとはいえムラマサを上回った!」
みたいな展開でちゃんとムラマサ側もルールを守ってくるものだと思ってましたから



 Cパートではあのムラマサが愛用しているノートが正宗へと送られ
「100点満点中100万点くらいおもしろかったです」の一言で締められていました


ここもちょっと俺の読解力が足りないのか

「マサムネへのファンレター」という意味で「世界一可愛い妹」をレビューしたのか
「自身の作品」の生原稿を送り付けて「100万点」と自己採点したのか


ちょっとわかりかねました



 総評・・・82点
レビュー記事のため繰り返し見ていくうちにデレているムラマサが
可愛いと思えましたが脚本的なふわふわ感がぬぐえませんでした

4話でも触れた「俺妹」の結末とも被る問題でもありますが
「最終的に主人公と妹が幸せなキスをして終了」という結末に
一方通行で突き進みたいがためか

「ライバルたちが勝手に勝負を挑んで勝手に自滅して勝利する」
という茶番を見せられるのは勘弁してほしいというか


「主人公と妹がくっつくのは初めから決まっている」のならそれでもいいけど
それならなおさら「しっかり勝負させて」カタルシスへと至るべきだと思います


エルフの作品もちゃんと妹に見せるべきだったし
ムラマサも規定違反せずにきちんと正面から「面白さ」で勝負してほしかった


それ以外のコメディ部分はやっぱり面白い


 そしてやっぱりこの作品で一番応援したくなってくるのは
山田エルフであることを再認識しました


これだけ面倒見がいい娘なら幸せになってほしいと願ってしまいました


正直紗霧よりも応援しています

性的に一番興奮するのは今でも智恵ちゃんですけど


レッツコスチュームプレイ!エルフ・ヤマダ!!
 


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