エロマンガ先生 第8話:夢見る紗霧と夏花火 感想 レビュー その3(完)

 マサムネからかかってきた電話を「無理・・・むりぃ・・・」と
顔を隠してふさぎ込んでしまうムラマサ


乙女か!



「じゃあ切っちゃいますね」に対して
雑誌を崩しながら「だめえええええええ」



乙女か!



そしてやはり幼くなってる作画

「ムラマサ先輩?」→「はいそうです」→「なんで敬語?」

「だっていきなりだったから」


乙女だ



 「打ち合わせ中だった?」という問いに戸惑いながら
「まあいいじゃないか」とごまかし気味のムラマサ

これで「雑誌は小説の資料では無く正宗の気を引くためのもの」の線が濃厚になってきました
神楽坂さんに相談したらこの量の女性雑誌を置かれたのでしょうか



 「ラノベ天下一武闘会の打ち上げやるんだけどー」
この時電話を持ったまま目を丸くさせて固まっているムラサマが可愛い


「やっぱ嫌かな?」に対し「命を懸けても行くぞ!」と返答


「振られたくらいで君を好きな気持ちは変わるものか」

正宗とおんなじこと言ってます。似たもの同士なのは作品だけじゃありませんね


そしてその様子を「むふーん♪」という文字に起こしづらい発声とともに
ニヤニヤ見つめる神楽坂さん


こちらの乙女はこの瞬間40代くらいに老けた気がします



 「私のことを全然わかっちゃいない」「3回しか会ってないからな」という会話を経て
「よろしく後輩、先輩」と言い合う


青春してるなあと


実際にはこんなに若い子のラノベ作家が近くに密集していて
しかも一人や二人じゃないって状況はまずありえないんでしょうけど


 場面は打ち上げの日に飛びます、打ち上げだけに

料理に集中する正宗の下に一人目の訪問者

「獅童国光と申します、こちらは和泉マサムネ先生のお宅でしょうか」

おそらく年下であるマサムネに対して終始丁寧語を使う獅童
出来た常識人です


「先生呼びやめませんか?」とコミュニケーションもばっちり


他がぶっとんだキャラが多いのでこのキャラは敢えて常識人にすることで
読者(原作にない話だから視聴者?)目線に立ちやすくするのが狙いでしょうか



そして浴衣で訪れるエルフとムラマサ

これは正直エルフよりムラマサの方が似合ってるなと思いました
エルフは・・・風俗にしか見えん(沙英さん並みの感想)



和装ばっかりだと武器である「巨乳」がいつまで経っても
解放できないのですがムラマサはこの課題をどう乗り越えていくのか


 

 「あたし正宗のとーなり♪」とちゃっかり腕を組むエルフ

「図々しいぞ!やま・・・なんとか先生」


このやりとりはやはり天丼化されるようですね


もうエルフのほうで呼んでやれと



「じゃあ私は逆側の隣へ」
「なんでムラマサの時だけデレ―っとしてるのよ!!」


まさか本当に・・・「女性として」ムラマサを二番目に好きだった!?





「いい加減にしろおおおおおお!!」





響き渡る紗霧の大声



ここで獅童国光はこの家が・・・というか自分以外のこの空間の人間が
「異質なモノ」である事に気づいて顔面蒼白して冷や汗を流します


こういう一般人のリアクションってやっぱり大事ですね

 「それにしても和泉君モテモテだねー・・・」
なんとか話題を変えようとする獅童にエロマンガ先生は変声期越しに
「は?」と威圧



 「和泉先生にはもう好きな人いるんだもんな?好きな人以外にデレデレしないよな!?」

ここの紗霧は本当に超怖ぇーと思ってしまいました


「声が小さい」→「デレデレしません!」

そんな異質な状況からカオスな憶測を立てる獅童


「ふたりはどんな関係なんです?男同士ですよね?」とエルフに尋ねます


和泉マサムネ(男)の作品のイラストレーターであるエロマンガ先生(男)
は実は和泉先生と同棲していて女性にデレデレしないように貞操を管理させられている


分かりやすくこの作品の作者二人で喩えると


伏見つかさ(中年男性)は自身の作品のイラストレーターを
務めたかんざきひろ(中年男性)と実は同棲していて
女性と付き合うのをかんざき先生から強く禁じられている



すっごい混沌とした状況が獅童君の頭には浮かんでいるのではないでしょうか


 なんだかんだで無事スタートする打ち上げ

獅童の持ってきた手作り菓子から雑談が始まります
「いつかお菓子メーカーとコラボして自分のキャラのお菓子を置いてもらうのが夢」

普通に菓子職人じゃダメなんすかね



そして次にエルフが「究極のラノベを作る事」を掲げて
「そのためには電撃文庫を倒す事」を宣言します

ここで電撃文庫のキャラがイメージとして出てきますが声は本人です

(なら5話で釘宮氏を呼べなかった理由は・・・)

中には前作俺妹で京介を演じた中村悠一が演じた役も混じっています
宅配便のお兄さんとも兼ね役です


次にムラマサが「世界で一番面白い小説を書いて自分で読むこと」

更に紗霧の床ドンでマサムネも夢を語る事に



「アニメ化するほどヒットさせて妹と見る事」


 最後を飾るのはエロマンガ先生


「好きな人のお嫁さんになる事」を夢として掲げます


おそらく正宗本人は「自分以外の誰か」だと思い込んでますが


そして願わくばこの時点で獅童君に「エロマンガ先生は女性」と気づいていただきたい
でないと


 時々女口調になるカマホモイラストレーターに和泉先生の貞操が狙われている


って解釈になりますから



 またこの作品で喩えると


時々女口調になる中年カマ親父絵師かんざきひろが
中年親父作家伏見つかさの貞操を狙っている



と同意義ですから


 パーティがお開きになり夏祭りに出かける正宗以外3人
なんだかんだでムラマサとも獅童とも仲良くやれてるエルフちゃんは本当に癒しです


恋人としてじゃなくて娘を見守る父のような立場で
「幸せになってほしい」タイプです



 二人きりで綿菓子を食べる兄妹

今回の打ち上げは外に出れない紗霧のための
屋台メニューフルコースでもあったんですね



パーティの感想を言い合った後「終わったら静かになったな」としんみりする正宗

「兄さんは寂しかったの?」紗霧はあの日の電話の事も兼ねて真意を問いだします


「一人になるのが怖かった・・・母さん(正宗側の血のつながった)が帰ってこなくなってから・・・」


「だから新しい家族が出来てうれしかった」


「情けないよな」と続ける正宗に
「そんなことない!わたしだって部屋から出てこれなくなったから・・・
兄さんだけが大丈夫だなんてそんなわけないもん」


 正宗の独占欲が強かった紗霧が初めて家族として優しい言葉をかけたのではないでしょうか



 花火大会が始まりカーテンを開ける二人

ここは昼パートで日差しを遮るためにカーテンを閉めたシーンとの対比です



 花火を二人で見て何かを感じ取った紗霧

「今やっと分かった・・・兄さんは家族が欲しいんだって」


「私は兄さんを家族だなんて思ってなかったし・・・
兄さんの妹になんてなりたくない」





「でも・・・しょうがないから」





「ちょっとだけ妹のふりをしてあげる」







 総評・・・100点


もうね、最後の一言で全部持って行かれた感じがありました

紗霧は「桐乃より可愛げがあるだけでわがままなのは同じ妹」
だったわけですがここに来て「成長」を魅せてくれました


単純な独占欲だけじゃなくて少し落ち着いた「優しさ」を魅せてくれました

要約すると「兄さんが私の気持ちに気づくまで妹でいてあげる」
と言った所でしょうか


年相応にわがまま言って正宗を独占しようとしていた紗霧に
「許容する心」や「余裕」が生まれて
少し大人に成長した気がします


エルフにあって紗霧になかったモノ
「母性」だとか「姉オーラ」を今なら感じます


 そして正宗の心中も明らかになったところで
脚本的にふわふわで比較的低評価を点けてしまった「4話」も
もう一度見つめ直す必要がありそうです



「妹の事は異性として好き」「だから妹は家族として接する」
この矛盾のせいでふわついて見えた4話も今回の正宗の
「家族が欲しい」気持ちからなら逆算して納得できそうです



 俺妹一期の各話に点数をつけるのなら
同じく原作者脚本である「9話」に100点を点けますが
あちらはコメディ的な評価です


しかしこちらはシリアス依り「見逃しても前後が繋がる」話では無く
重要なターニングポイントになっていましたから







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