キン肉マン 考察コラム#23 きこうしロビン (無印、完璧超人始祖編)

 鋼の貴公子と揶揄される正義超人のリーダー的存在
ロビンマスク



キン肉マンを深く読んでいる人たちなら彼の性分が
「貴公」ではなく「奇行」なのはご存じだろう


あえてそんな皆知っている事柄をまとめて記事にする


 奇行行動その1:
そもそも初登場回の巨大化スパーリング


冷静に考えればただの迷惑行為だからすごい
スグルが巨大化しているからと理由づけもできますが

後にロビンマスクは巨大化した動物たちを眼力ひとつで
元の大きさにもどせる能力の持ち主だと判明したので
それを使えばよかったのでは?と思ってしまいます



 奇行行動その2:
選手紹介できっちりポーズをつけてアピールする

これ自体は別によくあることなんですが
その直前にキン肉マンの派手な入場シーンを想定して
ハングライダーでの入場を考えたトレーナーのガニアマスクに
「ここまでしなくても」と発言していたので

尚更ここのアピールシーンが際立ってしまいました

目立ちたいのかそうでないのか

まさしくガニアと同じ感想「わからんようになってきたこいつの性格」です


この立ち振る舞いは息子のケビンにもしっかり受け継がれ
実在のレスラー武藤敬司のポーズにて要所要所でアピールします


ケビンは「おくゆかしい親を困らせるつもりでやっている」
つもりですが結局父親と同じ道をたどっているという微笑ましさ




 奇行行動その3:オクトパス・ドリーム


直訳:タコの夢

フォールを繰り返して相手のスタミナを奪うこの行動
事前に鎧を脱いで裸になった事によりより絵面的にも
ママ小百合が言うように

「ロビンマスクの変態~!!」な行動になってしまいました


キャプテン翼の時代だから余裕であっち系の女子
(それを何女子と呼ぶかは明言しない)
が繁殖している時代ですが果たして
ガチムチパンツレスリングシリーズを先取りしたかのような
この二人の絡みは当時需要があったんでしょうか




 奇行行動その4:死んでもらいます!


なぜか敬語になるロビンマスク
この奇妙な口ぶりは後に弟子のウォーズマンの「ござーい」にも受け継がれてしまいます

ケビンの代では解消できた・・・?

(と思いつつ検証のため読み直している所ですが)


そしてマスクの円錐部分でキン肉マンの背中を滅多刺し



「う・・・うまい、反則攻撃を使わずこれだけの狂乱ファイト」

「せんぬきもフォークも使ってません」



と感心してしまうテリーとミートもツッコミ所満載ですが
ともかく準決勝戦までのロビンが築いてきた華やかなチャンピオンの
イメージとは打って変わって残酷な攻撃


思えば「華麗なロビン」の命日はこの試合だったのかもしれない
(悪魔将軍並みの言い回し)





 奇行行動その5:執拗な抗議


背骨が折れたと思われたキン肉マンが無意識に極めた
メキシカン・ローリングクラッチホールドにて3カウントを取られてしまったロビン


その光景があまりにも一瞬すぎて
ロビン自身も状況を判断するのに時間がかかってしまい


「キン肉マンはギブアップしたはずだ!」

「背骨が折れたらギブアップと同じ」

挙句の果てに


「ウソだ~!!あの技にかかって五体満足だったやつはいないんだ~!!」


小学生のキン肉マンごっこの言い分か!!


とツッコミたくなるような駄々のこねよう


元チャンピオンかつ英国紳士
なんだからどっしり構えて潔く負けを認めてくれい


※この「英国紳士」というイメージ自体
諸外国が勝手につけたイメージではあるが



 奇行行動その6:表彰式にジャージのロビン


子供の頃は読んでいてなんとも思わなかったのですが
よくよく考えてみると奇妙な光景


パン一が正装のキン肉マンや足を負傷したテリーが
ラフな格好なのはまあいいとして


紳士的にここは正装じゃないのか?と


決勝戦終了後間を開けずに表彰式に移ったのか
それともキン肉マンに負けたショックで
服なんか選んでられるかな思考に陥ったのか


おそらく正解は後者

この後ロビンは妻アリサとともに
定住先を探す旅に出かけるのですがその時の格好も
今までのチャンピオンとしての貯金がいくらかあるんだから
(そうでなくても金持ちの家系だし)
人間に足ぬけしたあの時のように服くらい買えと
言わんばかりにボロボロのマントをわざわざ羽織るロビン



「俺ってばキン肉マンに負けて傷ついちゃってるぜ
なんかこのボロボロのマントがその心の傷を現してるみたいでカッコイイ」
とでも思っちゃったんですかねケビンの父ですから


と思ったらケビンも家出直後はこんな感じでしたね

父の行動をここまで真似ていると

「お前ら本当は親子仲良いだろ」
とツッコミたくなりますが





 奇行行動その7:世界遠征編のロビン


ロビン本人曰く「自尊心というちっぽけなプライド」に固執していた時期

キン肉マンに負けた事を「何かの間違いだ」と認めず
定住先の国も仕事も妻も捨てて超人同盟の思うがままにされても
再戦を望んだロビン


「もっとスポーツマンシップに則って爽やかに正々堂々と
「次のオリンピックでは私が勝つ!」とは言えなかったのか」
と思いましたが


よくよく考えれば「国外追放」というのはイギリス代表じゃなくなるって事ですから
実質超人オリンピック参加不可


国籍をはく奪されたって事はオリンピック以外の大会にも参加不可で
超人レスラーとしても終わってしまうって意味もあったんですね


(一応アフリカで動物管理係という聞きなれない職種おそらく環境保護か何か
に務めていたらしいがアフリカに帰化したかどうかは語られなかったし
後々イギリスに戻ってなし崩し的に国外追放はなかった事にされてるし)



ロビンマスクの奇行行動はまだまだ序の口
むしろ物語終盤に向けて加速していく


まさしく「重たい鎧のおかげで速く落ちる」ロビンスペシャルのように


追記分

 奇行行動その8:練習内容

ウォーズマンのセコンドバラクーダとして登場してからここまですっ飛ばしてますが
バラクーダとしての第一のツッコミ所はラーメンマン戦前の特訓内容


「ラーメンマンに似せた人形をなぎ倒していく」はまだわかる
問題は次の特訓


「ラーメンマンに似せたボウリングのピンを自身の身体を玉に見立てて
ストライクを狙いに行く」



???


子供の時の私ですら騙せてませんよ
なんですかこの特訓




 奇行行動その9:うすのろウォーズマン

「超人オリンピック総集編」にてのロビンのコメント


「やつとの師弟関係もご破算この次はオレ自身がキン肉マンを倒してやる!」

ゆでたまごがいかに後先考えずに漫画を描いているかわかる一文
当時はこの先ロビンをただのキン肉マンリベンジに燃える復讐鬼にするつもりだったのか

しかしロビンにとってのウォーズマンは
「俺の大事な弟子を見捨てられるか!」と言わせるほどの関係になりました


「二度と闘えない身体でどうやってキン肉マンを倒すの?」
というツッコミはいままで散々してきたので省きますが



 奇行行動その10:マスク割れてますよ

第20回超人オリンピックにてキン肉マンにつけられた傷を
そのままにしているロビン


パッパ(ロビンナイト)に言って新しいマスクを発注しろよ

国外追放ってロビン王朝からも追放されることを意味してたんすかね

超人タッグトーナメントまでこの傷はそのままにされてしまうんですよね
まあケビンの父ですからチョイ悪親父根性が出てしまったんでしょう


「二世」のケビンが超人オリンピック決勝で再び
この傷入りマスクを着けることになるのですが

そのころにはすでにジャンクマン戦で傷のついた部分は
父自身によって引きちぎられてた気がしたが・・・?




 奇行行動その11:若くはない

ロビン自身の発言より当時28歳の自分(連載期間と同じ歳の取り方なら)
を「若いパワーは残っていない」と謙遜し
「しかし体力の消耗を最小限におさえ有効に技を使うことが出来る」とフォローしている

以下「若いパワーが残っていない」「体力の消耗を抑える意識をした」超人の
主な戦法


 VSジャンクマン

血まみれになりながら鎧をできるだけ軽くして
二つある相手の顔を一つだけ潰すためだけに相手の周囲を全力疾走

その後案の定限界がきて失血死寸前になる


 VSヘル・ミッショネルズ

ネプチューンマン=喧嘩マンを実証したいがために
ノーガードで敵二人の攻撃をウォーズマンにカットさせずに受け切る

結局審判のロックアップに持ち込むも
それまでのダメージが蓄積してウォーズマンを失う原因を作ってしまう


ガチで一対一で闘えば「ネプチューンマンはロビンに勝てない」と
ゆでたまごが公認しているにもかかわらず


師弟コンビの敗因は最近いいとこ無しだったウォーズマン
がその流れのまま参加したからでは無く師匠の暴走に依るところが大きいと思う



 VSマリポーサ

全身大やけど

 VSゼブラ・パルテノン

キン肉マンを助けるためにメタンガスが充満したパルテノンの柱に取り込まれる
アノアロの杖で着火爆発という強引な手段で脱出するも
ガスの吸いすぎで倒れる


 VSマンモスマン

自らの肩を傷つけタスクを誘引する

タワーブリッジの着地先に自分の運命の予言書の糸があるにもかかわらず
「真剣勝負にそんなもの関係あるかーっ」と自ら切断



明らかにそこらへんの若い超人より体張ってるんですけど
自分の体力のギッリギリまで削って輝いてるタイプなんですけど




しかもヘル・ミッショネルズ戦以外は全勝

「若いパワー」ってなんだっけ


そんなに勝敗に左右しない要素なんすかね




 奇行行動その12

あったり無かったりする鎧の設定

奇行行動では無くロビンのツッコミ所まとめみたいになってますが続けます
アトランティス戦の後はジャンクマンと対戦するロビンですが

ジャンククラッシュから本体を守るため
鎧を脱ぎ捨てるロビン
本人曰く「鎧を切らせて肉を断つ」



このことわざ引用もちょっとおかしいですけどね
元の「肉を切らせて骨を断つ」は
「敵に肉を切らせておいてこちらは骨を断ちに行く」戦法の事なのですが

ロビンにとって自分の身体を構成しているのは鎧>肉>骨
の順番で外側を覆っていくものだと思うので
「鎧」を切らせた場合その一段階下の階層である「肉」を断ちに行くのは
間違いじゃないとは思いますが



どうせなら「骨」まで断ちに行けよ



とは思ってしまう

相手に中途半端に体力を残して逆転を許してしまうのは
キン肉マン戦で散々苦汁を味わってきただろうと


相手に反撃を許さず骨まで断ちに行けとは思ってしまう


そして「鎧」の設定

「強すぎる超人パワーをセーブするため鎧をつけている」


この「超人パワー」が「超人強度」と同じ意味かどうかは分かりませんが
悪魔超人というより強力な勢力が現れた時点で
この設定はなかった事になると思ってました


(実際アトランティス戦では脱いでないし
鎧を脱いでも脱がなくても差が埋まらないという意味で)



しかしジャンク戦にてその設定が復活

続くタッグ編ではまた封印。鎧を脱がずに試合に臨んで結果敗北
(ロビンスペシャルで相手より早く落下するため鎧をつける必要があった?)



王位争奪編ではまた封印
100%の能力を出せないはずなのに鎧をつけたまま
運命の五王子のうちマリポーサを破りゼブラ・フェニックスの二人を
キン肉マンが倒すきっかけ作りにも貢献した


と思ったら「完璧超人始祖編」で設定復活

ネメシス相手に鎧を脱いで応戦

敗北したがネメシスに肋骨を外させるまで追い込んだ
(メディカルサスペンションで結局回復された模様だが)



結局「ロビンは100%の実力を出すために
鎧を脱ぐ必要があるのかそうでないのか」


設定自体が変更になったと思ったら次のシリーズで復活したりするのだ



時価500億!?
サファイア製のロビンアーマーの巻はその2で






 キン肉マン考察コラム まとめ    更新履歴およびまとめのもくじ (トップ固定)
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア

プロフィール

八神聖人(やがみきよひと)

Author:八神聖人(やがみきよひと)
FC2ブログへようこそ!

>
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
フリーエリア
カテゴリ
カウンター
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア