キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ 後編

現行新シリーズの感想はこちらから


 テリーが破られた正義超人軍
ロビンがリベンジに奮い立ちますがラーメンマンの口から
「お前は肋骨を負傷して欠場になった」事が明かされます


ロビンが参加しないとするとますます「金返せ」な大会内容になると思いますが


「やはりあいつを呼びもどした方が」


あいつって誰?(初見並みの感想)



「やつはもう十分闘った!もうリングに上がらせたくない」

十分闘った「あいつ」・・・一体何者なんだ



「旧世代の超人に告ぐ!お前たちの時代は終わった!
悔しければ3日後東京ドームに来い!」


「正義超人の名誉のために私がそのリングに立つ!」
とロビン



ここまで読んでも正義超人軍がなぜそこまで
BUKIボーイを倒したいか理由がわかりませんけどね

彼は別に地球支配を目論んでいる悪行超人ではないし

ただ「超人格闘技のチャンピオンでありたい」ってだけなのに
正義超人たちが「私たちの身内じゃなければチャンピオンになるのは許さん」
っていささか老害化している気もしますが



まさしく「完璧超人始祖編」における
新世代超人(正義・悪魔連合軍)VS老害(超人閻魔)という図式を
そのシリーズより後時代で今度は自分たちが似たような過ちをしている

新しい時代の若者が誕生したんだからそこは先輩として
どっしり構えて祝福してやれとは思いますが



 長野県南アルプス


肥満体の男が釣りをしています
かなり大きなシャケがかかったのですが男はシャケに引っ張られてしまいます


男の名はマッスル・・・直訳するとキン肉になりますが
彼の正体は一体・・・?


男はクァンという半獣超人の孤児を引き取り
山奥で二人で暮らしている模様


後に「クァン」はより人間っぽいデザインで
「二世」の方にも輸入されます


ここらへんからも「二世」に繋がらないパラレルワールドとして
開き直ってしまえばいいと思いますけどね


もともと悪さばかりしていた
(孤児だから生き残るためにはしょうがない部分もあるけど)
クァンを普通の子にするため礼儀や作法を教えたとするマッスル

そのおかげでヒロシくんという人間の友達もできました


ここらへんに地球に来てからずっと独りぼっちで
生きてきたあの超人だからこそクァンに教えられる事があるのだと
感動してしまいましたがマッスルが「あの超人」であるわけ無いですよね


クァンとヒロシとシャケをつつくマッスルのもとに
やってくる白馬に乗った奇行子、もとい貴公子の仮面の男


いや、男というよりは幼児

その姿を見てマッスルはかつての友に似たような人物がいたのか
「ロビン!?」と誰かと勘違いした模様


しかし馬から降りた男児は「私はケビンマスクと申します」と
名乗ります


マッスルの正体が「あの超人」でケビンをあの「ロビンマスク」と見間違えるにしても
ちょっと無理がありますよね

ロビン本人とその子供の身長差じゃ
マスクが似ていても絶対間違えないと思いますが



修正前原稿ではケビンマスクはロビンと同じ白銀の鎧を身に着け
歳も10~12歳くらいの子供にしてはロビンゆずりの長身で
こちらは見間違えてもおかしくないたたずまいでしたが


そしてこの時代にケビンが存在していると
「二世」の頃のケビンは

この頃0歳だとしても23歳という事になってしまうんですが




 そしてケビンはマッスルの事を「キン肉マン」と呼びますが・・・



まさか、マッスルがキン肉マンなわけないって!

マスクは似てるかもしれないけどこんな肥満身体じゃないし
何より




キン肉星の大王がこんな所にいるわけないだろ



彼がキン肉マンなら大王のいないキン肉星は今どうなってんだよと


なんでビビンバとの結婚も兼ねた王位争奪編終了後に
なにもかもほっぽってこんな場所にいるんだよと


「今キン肉マンって言ったけどあの伝説の?」
ヒロシくんが興味ありげにマッスルを見つめます


「王位争奪編」が5年前だとすると
ヒロシくんの推定年齢は10歳前後


3~5歳くらいの頃だったら
キン肉マンの活躍をギリギリ見ているかもしれませんね
スーパー戦隊シリーズの対象年齢でもありますし


これくらいの子供にも覚えられていてもおかしくは無いでしょう



しかしマッスルはこれを否定
「わたしはただの田舎の木こり超人でおます!」


いや~びっくりした

まさか本当にマッスルがキン肉マンかと思っちゃったよ


でも本人も否定しているしきっとキン肉マンは他にいるよね!




しかしケビンはマッスル=キン肉マンと決めつけて
説得の態勢に入ります


DOGEZA!



なんでイギリス人のケビンがこの作法を知っているんですかね・・・



BUKIボーイがウォーズ、バッファ、テリーを破って
新たな挑戦者を募ったこと

ロビンがそれに応え東京ドームで闘う決意を見せた物の
肋骨が肺にささって死んでしまう危険がある事を伝えます



何度も言うけどBUKIは残虐超人(正義超人という枠組みでのヒールレスラー)
ではあっても悪行超人では無いし地球を支配しようってわけでもないから
いまいちロビンが奮い立つ理由が分からないし「正義超人界の危機」でも無い


まあ話をテンポよく進めるために
もうこれは「BUKIを倒さないと正義超人が危ない」とおおざっぱに捉えましょう



「キン肉マンかどうかは身体をみればわかるよ!」

とマッスルの服をひっぱるヒロシくん


その中身は・・・やはりマッスルはただの肥満中年超人でした

ドジ超人だった頃ならまだしもキン肉マンがこんなデブなわけないって



モンゴルマンとラーメンマンくらい体格差があるんだから



諦めてキン肉星とかもっとキン肉マン本人がいそうなところを当たれって



マッスルがキン肉マンでは無かったと落ち込むケビン
しかしクァンが「マッスルを説得してあげる」と意味深な自信


だから、マッスルを説得してもキン肉マン本人じゃないし
あの肥満体じゃBUKIと闘ってもどうにもならないって


そして「キン肉マン!」と呼びながら
ツメでマッスルに襲い掛かるクァン



マッスルの切り裂かれた皮膚と肉は・・・偽物!?


ゲェー!肉じゅばん!!



外側の肥満の皮を破いて中からムキムキの筋肉が!!



マッスルは伝説の超人キン肉マンだった!?


ゲェーッ!!
本人が違うって否定したのにーっ!


 中年肥満超人マッスルの正体は
あの伝説の超人キン肉マンだったという衝撃の事実が明かされます


オーバーオディ・・・肉じゅばんの下から現れたのは
まさにぴっちぴちの若い肉体


改めてロビン親子を救てあげてと懇願するクァン


しかしキン肉マンは闘いを捨てた理由を語ります


「私は長年の闘いで身も心もヘトヘトに疲れ果てた」


「5年前の闘いの後二度とリングにあがらないと決めた」




「そして静かな生活を送りたくてこの山へ来たんだ」




ん?



「疲れた」「闘いたくない」は理解できるとしても最後の
「この山に来た」ってなんなんですかね


現行シリーズは後付け設定だとすると最後の闘いである「王位」争奪戦って
一体何なんですかね・・・?



キン肉星の大王になったんじゃなかったのかよ!!



そのための闘いじゃなかったのかよ!
なんのためにフェニックスは王位の座を諦めたんだよ!!




 とやはりツッコミ所満載なこの読み切りの設定ですが
私はこれを

「マッスル・リターンズ スグルがネメシス戦から逃げた場合のお話説」

と提唱させていただきます



「完璧超人始祖編は後付けとして扱うんじゃなかったのか」
とツッコミが入りそうですが敢えてそうしたのは

「逆輸入」という形でこのマッスル・リターンズという
矛盾まみれの作品の設定を無意識かそうでないのか
想起させる記述が「始祖編」のおいてあったのだ


それはネメシス戦前夜のキン肉マンの逃亡劇

「この先のさらに山奥に逃げ出せばそう簡単に見つかることは無い」



これにより山奥=長野県南アルプス=マッスル・リターンズなのでは?
と思ってしまいました


甲子園で試合をするため兵庫県でスタンバってる
キン肉マンがわざわざ六甲ではなく長野県の山中に逃亡するのもどうかと思いますが


「見つかりにくそうなところ」と考え長野県まで飛んで行ったのでしょう
400キロ近い距離ですが超人なら全速力で1時間で行ける距離です






故にこの逃亡を許した場合
「キン肉マンはマッスルと名前を変えてアルプスで隠遁生活を送る」
と仮説を立ててみます


これならキン肉星の大王でありながらなぜ地球にいるのかの理由にもなりますし


ロビンの「あいつはもう十分闘った!」発言も
「ネメシスと闘わせようとするのは少しやりすぎた」という反省から?だったのでは

ロビン自体もネメシスと闘っているのでその強さを理解できる身としては


キン肉マンが闘わない場合でも何かしらの方法で解決したアイドル超人たちは
「キン肉マンに無理をさせすぎたのかもな」と思いスグルの逃亡を認めて
引退扱い


人々の記憶も「やっぱりフェニックス戦が全盛期だったんだ」とすり替わって
ピークア・ブー戦は無かったことになって王位争奪編までの試合だけ神格化

ネメシス戦を逃げたのに「伝説の超人」となってしまったのではと





 「もう私には闘いに情熱も興味も無いんだよ」


それをウソだといわんばかりにマッスルがひそかに造っていた
トレーニングルームのカーテンを開けるクァン



キン肉ハウスの練習用リングもそうだけど
ほんとよく狭いスペースにうまく作るよなといった感じです




それでも「私は闘わない」とするキン肉マンに
「友達は大切にしろと教えたことはウソだったのか」と説くクァン



他人の子供をこんな立派にしつけられるのに
自分の子供の場合はなぜあそこまで甘やかしてしまうのか・・・


「自分の」って事で怒り辛さもあるんでしょうね



そのクァンの言葉に打たれて
再びリングにあがる決意をするキン肉マン



 「5年ぶりの戦闘用マスクか」



いまいち「戦闘用」マスクの定義が分かりませんけどね
シルバーマンの伝説を追ってクッピン星に出発する「奇跡の救世主伝説」
においては


「生まれ持ったマスクを生涯着用しなければいけない」といいつつ
ウォーズマン戦で複数用意したりそもそも試合で全壊とまではいわなくても
著しく損傷するし


今回みたいに「日常用」と「戦闘用」でマスクが分かれている描写もあるし



しかしそんな些細な疑問は問題にならない程
の光景がクァンの目のまえに



「あの伝説の超人がオイラの目のまえにいる!!」



ボサボサの髪の毛はどこに収納されているんですかね




 東京ドーム


やはり怪我がたたってロビンはBUKIボーイに苦戦中です



観客席?それともセコンド?ではブロッケンJrとアシュラマンが
血盟軍どうし再会を懐かしみつつも試合について一言


「何か予感がしてな」「お前もか」




肋骨が折れてるロビンより
アシュラマンが先にBUKIボーイと闘えばいいんじゃないっすかね?


属性が悪魔超人だからこの大会や前回の大会には参加できなかったんですかね



6本の腕ならBUKIにも攻撃を読まれないと思いますが



「ロビン、もっと身体を振ってかわせー!!」

ウルフマンの出演です


しかし、このコマこそが修正前のリターンズで
唯一ジェロニモが登場したコマだったのです



引退したとはいえ「始祖編」では観戦もセコンドにも
現れなかったウルフマン


この頃はそれより後なので当然引退した人物ですが
今回に限って応援に駆け付けたのはなんなんでしょうね



「どうやら右胸を負傷しているとみえる!」


弱点を狙うBUKIボーイ


この時点でどれだけひいき目に見ても
テリーの義足を狙わなかったジャスティスマン<BUKIボーイという
強さの序列になるだろうね



しかしその腕を止める謎の男の乱入


その超人の名は・・・キン肉マン!!



そして違和感バリバリのジェロニモの見開きぶちぬきの

「キン肉マンさーん!!」


修正前はミートの「王子ーっ!!」でしたが
ここまで徹底してジェロニモに差し替える必要はあったのか



そのセリフは病室のテリーにでも言わせておけば良かったのでは




 5年ぶりのリングイン

キン肉マンは見事BUKIボーイを破ることが出来るのか!?

 ついに開幕される新世代残虐超人BUKIボーイVS伝説超人キン肉マン
真正面から組もうとするキン肉マンにラーメンマンが忠告します


「やつは相手の攻撃のパワーを返し技にかえてしまう!つっこむんじゃない!」



ジェシーメイビア戦みたいに寝転ぶのは駄目なんですかね


済んでのところで攻撃を止めるキン肉マンですが
「幻惑瞼」でBUKIに攻撃をしかけてしまいます


ヒップアタックを仕掛けるキン肉マン

「そんなものはジャーマンスープレックスで切り返してやる」
と息巻くBUKIボーイ


しかしキン肉マンは突然臀部を露出させ
割れ目に挟む技「ケツのホッペシザース」で攻撃を成功させます



ケツが出てようが出まいがヒップアタックなんだから
スープレックスで返せないんですかね?




今のは偶然と言わんばかりに再び幻惑瞼をしかけるBUKI
次のキン肉マンの行動は浴びせ蹴り


今度はパンツを脱ぐ前にキャッチできたBUKI
ツームストーン・パイルドライバーの体制に捕らえます



しかしキン肉マンは屁で応酬



「く・・・くさ!」



その口のマスクはなんのためにあるんだ




まあキン肉マンの屁に関しては
マスク越しに匂いが染み渡る物だとしてもおかしくは無いが


牛丼ばかり食べてるし


あ、でも山生活が長かったからそれも無いか





「そうら、まだ屁の匂いがこもっているだろう」


そこ股間だからむしろ局部の匂いなんですけど



パンツドライバーも成功させます



「読めない・・・ヤツの技が」




たとえ読めなくてもなんとか応用しろよ



自分の読み技が100%当たった時にしか発動しない返し技では
盤石の勝利は望めませんよ?(シルバーマン並みの感想)



「それがヤツの火事場のクソ力さ!」


え、そうなの?と言った感じで
初めてキン肉マンのクソ力(あの時は馬鹿力と呼んでいたが)ロビンが
解説モードに



一瞬の動きから技を読んで返すのが返し技だが
クソ力は無意識の力なので読めない


との事


7000万パワーマッスルスパークのように
単純な瞬間的なパワーアップの事だと思ってましたが

二通りの解釈があるみたいですね



 「技は読めないがスキだらけだ」

パワースラムに持ち込むBUKI


やっぱりジェシーのように返し技一本特化より
ある程度攻められる方が強いっすよね




「あーっと!キン肉マンダメージが強く立ち上がれない!」



弱すぎやしませんかね・・・?



5年間トレーニングはしたけど技をかけられたことのない
レスラーってこんなにもろくなる物なんですかね




まあちゃんと本格格闘物だった頃のグラップラー刃牙で
「プロレスラーは攻撃を受けるのが仕事」という記述もありましたからね




 BUKIボーイの必殺技
武器・雷槌落とし体制に丸められるキン肉マン



「やはり5年間のブランクは大きいようだ」
と負けを予感するキン肉マン


そんなキン肉マンにロビンが、クァンが、(ヒロシくんは?)、観客が声援を送ります



「相手を窒息させたり骨をへし折るなんて試合は楽しくねえぜ!」

「俺たちは勝っても負けても恨みっこなしの明るいレスリングが好きなんだ!」




お前らBUKIがテリーに勝った時は
NEWヒーローの誕生だー!!みたいに拍手喝采してただろ


そんな過程を経たのにこの会場に集まった人間誰一人として
BUKIボーイのファンがいないのはちょっと無理がある



そして二つ目
「勝っても負けても恨みっこ無しの明るいレスリングが好き」



ならカナスペも応援してやれよ



負けっぱなしの超人も応援してやれよ



お前ら乱入コンビにモストデンジャラスコンビが
あっさり負けたとき「金返せ」と暴動を起こしてただろ




いつでも世論というのはいい加減なモノです


いや、いい加減なのはゆでたまごか




ともあれキン肉マン大コール(わざわざ「大」をつけたのはぎなた読み警戒?)
でどんどんエネルギーがみなぎってくるキン肉マン



雷槌落としのためキン肉マンを抱えて上昇しようとする
BUKIボーイ



しかしキン肉マンはロープを歯で食いしばって耐え抜きます



BUKIボーイは悪魔将軍戦のキン肉マンを見て育たなかったんでしょうか
ピンチの時ロープを掴んでダメージを和らげる
「いつもの」恒例行事を見てこなかったのか


自分自身もロープの弾力を利用して上昇する必要があったのか
ロープ際で技を発動してしまいキン肉マンの復活を許してしまいます



そしてキン肉マンの歯ですが
牛丼ばっかり食ってる上に歯磨きもしない割にすごい丈夫です


やはり「超人だからだいじょーぶ!」という理由でなのでしょうか


関連記事



「あんなにダメージがあったはずなのに!」

パワースラムしか極めてませんよあなた



空中で曲げられた関節を元に戻してBUKIボーイを掴むキン肉マン



「甘いぜボーヤ、格闘家たるもの途中で技を解いちゃダメだぜ」



ツッコミ所満載なマンガですがやはりキン肉マンを読むのを止められないのは
こういったカッコイイセリフも随所に入ってくるからなんですよね



「あの技は!」


「伝説の!」



「そんなもの返してくれる!」



キン肉マンがBUKIボーイに仕掛ける必殺技は・・・



超人病院のテリーもその瞬間をテレビ中継で見て
思わず涙を浮かべ祝福


「見事な復活だ・・・キン肉マンおめでとう」





「これが本当の超人レスリングだーっ!!」


キン肉マンが極めた技は・・・キン肉バスター!




かっこいい・・・かっこいいんだけど・・・



キン肉バスター程返し技が研究された技も無いだろ!!
と空気を読まないで良いのならツッコミたい所



「100万パワーのバスターを返すには10倍の1000万必要」が
後にパワーの低い超人がどんどんやってのけるわけですが


この計算がデタラメだとしても
93万パワーの万太郎のバスターを138万のスカ―が返しているので
「最低でも相手より高い超人強度が必要」と仮定する

(1000万のアシュラバスターを95万のテリーが6を9に変えようとしていたのは内緒)


バッファローマンさえ倒したBUKIボーイですが
超人強度は95万未満なのかもしれません


返し技だから自身のパワーが強くなる必要が無いと


皮肉なことに返し技が得意なはずのBUKIボーイがパワー不足で
返し技が多いはずのキン肉バスターを返せなかったのだと


あれ?やっぱりいい脚本かな?これは



「勝者キン肉マン!」


キン肉マンの勝利を宣言するハラボテ委員長ですが
額に「委」のマークが


それはアニメ版だけの話ですってゆで先生!



5年ぶりの勝利にスキップするキン肉マン

それを見守るジェロニモの「キン肉マンさーんっ!!」の
ものすごい違和感


いや、差し替えるにしてもジェロのスグルの呼び方は「さん」付けだったか?

なんか妙に乙女チックというかキン肉マンの子分じみた印象を抱いてしまうんですよね
この話のジェロニモには



しかし次の瞬間姿を消すキン肉マン


「自分の仕事をやり終えたからはやての様に去ったんだ」

「なんてカッコイイんだ!(ズラ)」



しかしキン肉マンはリング下に落っこちてただけでしたというオチで
この読み切りは終了



 総評・・・94点


このようにツッコミ所満載の作品ではあるが
この作品が描かれた時代背景(当時ゆでたまごはキン肉マンと決別するつもりだった)
を鑑みればファンの人にとっては「うおおおお!キン肉マンやあああああ!!」
とその内容に熱くなることが出来ただろう

「二世」と「完璧超人始祖編」と今でこそ
キン肉マンはいて当たり前のヒーローとして定着したが
当時は復活するなんて情報は無かったのだ


 内容的にもツッコミ所は多い
(特にキン肉星の大王が地球で隠遁生活している所)

が、やはり熱い「少年漫画」であることは変わりない


惜しむべきは「二世」を意識しすぎてどう改変しても
矛盾まみれになるのは目に見えていたのに
成長ミートをジェロニモに変えた事

(二世の設定ではこの当時ミートは冷凍睡眠していないとおかしいため)

差し替えるとしても配役がおかしいし
ミートが出ていた場面をジェロだけに差し替えるのもおかしい

あと口調(キン肉マンさーん!)もおかしい


開き直って「これは二世を描く前に描いた試作品ですので
パラレルワールドとして楽しんでください」とアナウンスして
修正前原稿を載せるべきだった



ちなみに私が委員長の額の「委」の文字について触れたのは
「アニメ設定の逆輸入が有りならミートと差し替えるのにふさわしい人物がいるのでは」
とさらにツッコミを入れたかったからだ


今回のジェロニモに感じた違和感
「キン肉マンをさん付け」「やたらと心酔している」「キン肉マンの子分っぽい立ち回り」

そして元のキャラであるミートの役割「マスコット」
「キン肉マンアニメ版の設定も取り入れてもいい」


そう、今回ミートの代役を務めるべきはナチグロンだったのだ


アニメ版ナチグロンだったら仮にこの時代ミートが冷凍睡眠していても
代わりに正義超人セコンドとして傍にいてもおかしく無いし


「キン肉マンさん」呼びや子分っぽい立ち回りもおかしくない
(実際子分だったし)



ミートの代わりに見開きで「キン肉マンさーん!」も
ジェロニモよりは違和感はない


なにより人間より長寿の怪獣という設定が
ミート以上に「成長しても子供のような姿のまま」
という説得力を持たせられるので成長ミートのようにキモくさせる必要が無い



実際これを読む場合はジェロニモをアニメ版ナチグロンに脳内変換するのがベストだろう









関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア

プロフィール

八神聖人(やがみきよひと)

Author:八神聖人(やがみきよひと)
FC2ブログへようこそ!

>
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
フリーエリア
カテゴリ
カウンター
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア