キン肉マン 振り返り感想文 第38巻 第5話:たったひとりの正義超人軍!! 感想

 2017/07/19 掲載


扉絵はリングシューズの手入れをするテリー
どれだけシューズに愛を注いでも何か不測の事態が起こる度
ヒモが切れるっていうのはいたたまれないですね

 「いつもは大歓声に包まれるはずの超人レスリング会場が静かなのは」
いままでだって緊張感で張りつめてそうな試合はありましたけどね

七人の悪魔超人編でスグルがバッファローマンとスプリングマンの
二人を相手しなくちゃいけなくなった時とか
王位争奪編でスグルとミートの二人だけでマリポーサチームに挑んだ時


それとも超人師弟コンビが倒されたらあっさりヘル・ミッショネルズに鞍替えする
観客たちですから今までの試合は


「キン肉マンを倒せるやつがいるなら新しいチャンピオンとして歓迎するぜ!」
という考え方だったのでしょうか



 観客席にカナスペ、その後ろにティーパックマン
人間になってしまったタイルマン、ベンキマン、カレクック
その後ろにチエノワマン

負傷したカナスペと人間組は仕方ないけど
ティーパックマンとチエノワマンが闘おうともしないのはなんなんですかね



そして人間組


服ぐらい着ろよ!



ベンキでモノ♂を隠せるベンキマンはともかく
カレクックとタイルマンはちゃんと隠しているんですかね


そしてカレクック、いつまでカレーを持っている


さっき武道に竹刀でしばかれた時と人間になった時
リング上にぶちまけただろ


また新しいカレーをわざわざ用意したのか!?


超人じゃないから頭に乗せてもパワーアップできないのに!?



 完璧・無量大数軍の思惑通りに事が運んだと
正義超人軍と完璧緒人軍のやりとりを傍観する何者かの姿


ゲェーッ!シルエットが全く機能していないーっ!?


少年漫画じゃありがちなバレバレのシルエットですが
ここまで露骨だといっそ清々しいです


本当に今の少年漫画が失った「何か」をもってますキン肉マンは


こういうのはどれだけ正体がバレバレでも過程を精いっぱい楽しむものです


 「あの中に一人非常に厄介な者がいる」

正体バレバレの「大物」が指す「厄介な者」
直球で予想すればストロング・ザ・武道の事だと思うが
少しひねって別の超人である可能性も


・・・と当時は思いましたが初代「キン肉マン」が復活するにあたって
ゆでたまごと担当編集が目指したことは「ひたすら王道」なんですよね

「二世」みたいに変なところでひねくれたりしない


直球で行くべきところは直球勝負する

ネットの意見に惑わされて
「ちょっと展開をひねってやったぜこれは予想できなかっただろ~」
とドヤ顔しているクリエイターがいる中
本当にキン肉マンは昔ながらの少年漫画魂を思い出させてくれた気がします

まあこれはこの時点での感想では無く
「最終回」まで読んだ後の余韻の話でありますけど



この「大物」が指す「厄介者」は結局武道の事だったわけで・・・

「大物」のシルエットとストロング・ザ・武道の関係性は・・・!?
気になる伏線が挿入され場面はテリーVSラジアルに戻ります


 「実力はありますが公式戦のラストファイトが一年半前の
モーターマン戦でありそのブランクが試合勘を鈍らせているのでは」


そのモーターマン戦は100トン戦での傷があったとはいえ
相当な塩試合でしたけどね

もちろん100トン戦もスグルのフェイスフラッシュありきだし
(相手もプラカードで工作していたが)


本当の意味でいう「公式戦のブランク」というのなら
タッグトーナメントをピークとして後は経験値の足しにもならないような
塩試合ばっかりだったと思いますがね


王位争奪編のテリーはタッグ編で活躍したから自重されたのか
人気投票の結果をみて間引きされたのか知らんがとにかく
印象が薄かった


果たしてこの試合でタッグトーナメントの時のような「全盛期の荒馬」を
取り戻すことが出来るのか



 「相手は昨日カナディアンマンとスペシャルマンを血祭りにあげたうえ
まだまだすべての手の内を見せていない」


逆に言えばカナスペを倒すためにいっぱいいっぱいになる超人というのも
それはそれで見てみたいんですけどね


「なんといってもパワーが一般超人の20倍はある完璧超人」


「二世」では旧作の超人強度をインフレさせすぎたという
反省もあって控えめに設定されてきたパワー値ですが
(悪魔超人のチェック・メイトやスカーフェイスが100万前後しかなかったり)
どうやらこの新シリーズは完全な「旧作」の復活として描く模様?

インフレした超人強度も復活してますます「超人強度」という指針が
強さに関係あるのかどうかあやふやになってきます


 テリーマン達正義超人の基準値が「100万」
その20倍は2000万


そう考えると1300万と1500万のスクリューキッドとケンダマンは
完璧超人でも未熟な部類という事の裏付けになるという事でしょうか


始祖である悪魔将軍でさえ1500万なのでこの値は参考になりませんが
(一般完璧超人のほうが始祖よりパワーが高い連中が多いのは完璧入りをする際
マグネットパワーによるドーピングの洗礼を受けたからとかなんとか)



 「最初は慎重に相手の動きを見ましょう」
と指示をだすミートと目を合わせずラジアルだけを見据えるテリー


これは言う事聞く気がありませんねえ




 「青コーナー256cm423kg超人強度4800万パワー」


20倍を軽く超えた50倍がきました




しかも後にパワーファイターとして設定される始祖のガンマン
(3800万)を超える数値


体格差も相まってテリーが不利な相手です
はたしてテリーはこの巨漢を倒せるのか!?(すっとぼけ)


 「赤コーナー190cm95kg 95万パワー ザ・テリー・・・」


ガシィ!!


やりおったー!


やはり期待をうらぎりません!ゴング開始前にテリーが仕掛けました!


対等な状況で反則を仕掛けたはぐれ悪魔戦と違って
数の不利があるのでまあここは許しましょう



 「ナックルパートの連打だ~!」


久しぶりにテリーマンらしい所を見た気がする


息子のキッドに足りなかった物を魅せてくれます
この連打が本当に相手を蹴り飛ばす荒馬らしい



「口ほどにもない奴だー!」


スピニング・トゥーホールドに移るテリー

はやくも試合が決まってしまうのか!?



「よく見ろ俺の両足はサスペンションになってていくらひねり上げても効かねえよの」


よく見て無かったー!!


サンシャインに関節技を極めたとき砂になれるはずの彼から
ギブアップを奪うだけの根拠があってやった事だと思ったのですが
やはりあの時も何も考えていなかった事になります



 「そりゃードリフト・タックルーッ!!」


しかし「お見通しだ」とラジアルの背後に回りカーフ・ブランディングの体勢に入るテリー

・・・が



ラジアルの両肩のタイヤが頭部のキャンバスへの激突を防ぎます



 「鈍っているんだーお前の試合勘がーっ!!」


両側のタイヤと足のサスペンションなんか
超人レスリングにおいてアドバンテージにしかならないから凄い


逆に言えばお前に効く技はなんなんだよと

元同僚のネプチューンマン(マグネットパワー無しと考慮すると)の
喧嘩スペシャルもそのタイヤが邪魔して極まらんだろうし



そしてついにドリフト・タックルを被弾してしまうテリー

流血してダウンしてしまいます




 そんな試合会場の様子をテレビ中継で見守る牛丼屋の一角
何やらコートや帽子で身を包んだガタイのいい男が


「牛丼特盛ツユギリ追加ね!」

後に読者の質問コーナーで「牛丼のオススメの食べ方はツユギリ」と
提唱するゆでたまご



私も試してみました確かに肉と米の旨味をかみしめるように味わえます


しかしながら「つゆだく」の利点は
「流し込めるように食べられる」に尽きるのでは無いでしょうか


「しっかり噛みしめて」食事する暇もない時はつゆだくもありだと思います
ゆっくり味わうのならツユギリですがね


そしてこの牛丼屋、「牛丼」としか看板が出ていない模様


まだまだ吉野家とは確執が続いているのか!?
今後キン肉マンの牛丼屋は「吉野家」とも「吉野屋」とも表記されない!?



 「まだ大丈夫じゃ・・・テリーマンなら!」

怪しいコートの男の正体はやはりキン肉マン!!


ここですぐに助けに行かないのは兄アタルが提唱した
「真・友情パワー」の教えに従ってるのでしょうか
(個人が全力を出したと判断するまで助けに入らない)


ともかくキン肉マン参戦フラグも立って目が離せなくなります



 総評・・・92点

もうここまで見ると流石に「今回のゆでは大丈夫だ」
と安心できる回


試合開始からテリーのピンチ

謎の「大物」の影遠くから見守るキン肉マン


この物語の詰め込み具合は旧作のそれでした












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