無印キン肉マン バッサリ感想 レビュー 第5巻:超人太平洋戦争終結


2017/07/28 掲載



 しょっぱなからぶっそうなタイトルです
相手がハワイの超人だからこのタイトルが採用されるなら

テリーマンやロビンと闘う時でさえ「超人太平洋戦争」な気もするのですが



キン肉マンが採った返し技を与えるスキを与えない奇策とは・・・



 「おーっとキン肉マンとつじょメイビアに嵐のようなラッシュ!!」


やはり単純な「速さ」でしたか


他の少年漫画だったらパンチの一発(ペガサス彗星拳)や
パンチの連打(ペガサス流星拳、オラオラ、ゴムゴムのガトリング、北斗百裂拳)
などで決着がついてしまいますが

この漫画は「キン肉マン」

きちんとフィニッシュ「ホールド」でマットに沈めなければ許されません


当然この拳の弾幕もこの漫画のルールに則り
「効果なし」判定になってしまいます



 オクラホマスタンピートに切り替えるキン肉マンですが
当然投げ技なので「返し技」の適用になってしまいます


ブリッジで耐えられ逆に投げ飛ばされるキン肉マン


「速攻に次ぐ速攻で」と再び連続攻撃をしかけるキン肉マンですが
ことごとく返されてしまいます



新シリーズで「速さ」の象徴としてカラスマンが登場しましたが
彼ほどのスピードなら返し技を一度も発動させずにジェシーに勝てるのでしょうか

(それ以前にジェシーが始祖相手にやれるとは思えんが)



 次にキン肉マンが狙ったのはロビンを倒した
ローリング・クラッチホールド


ロビンとの試合では無意識でしか出せなかった技をいつマスターした!?

これも特訓の成果だとしたらホンマにカメハメは名師匠やでぇ



しかしローリングできなくなりぶん投げられて鉄柱に突き刺さるキン肉マン


全ての技を出し尽くしたのか返すのは不可能宣言をするキン肉マン
「48の」殺人技とはなんだったのか


「あきらめるな!キミには48の殺人技があるじゃないか!」



やっぱりまだ手があるんじゃないか!!



しかしキン肉マンはマットにとどめをさせといわんばかりに寝そべります



 なぜか一向に攻撃をしかけようとしないジェシー


寝そべっているキン肉マンも「肩は」浮かせているのが策士ですね
これではカウント3を執られる心配もありません



近づかないジェシーと寝転がったままのキン肉マン


猪木アリ状態かな?



「相手の力を利用する返し技は得意だがオリジナリティーを要する
自分のフィニッシュホールドは苦手かな?」と煽るキン肉マン


「それでは望みをかなえてやろうじゃ無いかー!!」と
あっさり自分から動いてしまうジェシー



やはりここら辺は相手に無理やり攻撃させる「幻惑瞼」を持っており
自分のフィニッシュホールド「武器雷槌落とし」も使えるBUKIボーイが
完全上位互換という事になるでしょう


併せて読もう



 「フフ・・・ひっかかったな芝居に」


「君にとって相手の力を利用しない技などクリープを入れないコーヒーと同じだ」




ブラックコーヒーやんけ!



それはそれで好きな人ちゃんといるだろ


まあここでいうクリープとは森永の製品であるアレ固定なので
CM通りのフレーズを引用しただけって事なんですけどね
(今通じるCMネタじゃないけどね。手塚治虫が生きていた時代ですし)




 まあクリープを入れないコーヒーは許容範囲だけど究極タッグのテリーのセリフ

「マシンガンズが参加しないタッグトーナメントなんて
スライスチーズの入ってないハンバーガーと同じだぜ!」

はどうやっても擁護できない


いやそれ、普通のハンバーガーだから


後に誤植扱いされてコミックスでミートパティに修正されたけど
もう開き直ってそのまま掲載してほしかったし



ゆでは「究極」の頃も森永から宣伝料をもらっていたのでしょうか
(若いころは一話5万で契約していたらしい)



テリーが牧場主という設定上
肉牛も乳牛も売りたいテリーが無意識に宣伝していた!?



 「とくと味わえ!返し技の恐怖を!」



ここで初披露となる48の殺人技No3「風林火山」

投げ→ローリングクレイドル→パイルドライバー→ロメロスペシャルの連続技
であり基礎の集大成でありながら必殺技の威力を伴う技


いつ見てもローリングクレイドルで空へ上昇する仕組みが分からん



アニメじゃこの技が多用されすぎて
バッファローマンがキン肉バスターを破る描写の説得力が欠けていたり
(アトランティスを倒したフィニッシュホールドもこれ)
して賛否両論だった技でもあります



この「風林火山」の一つ一つの動作が後にカメハメが稽古をつける際
「準備運動として」こなすように指示したのは流石だと思いました

まあ後付け設定だろうけど





 風林火山でKO勝ちするキン肉マン

「観客はわたしの勝利を快く思わん」と早く引き上げようとするキン肉マンに
地元のハワイ民から拍手が送られます



素晴らしい試合は心を動かすという事でしょうか


しかも「ジェシーを見限った」拍手では無く
純粋に「いい試合を見せてくれてありがとう」という拍手が込めれている



ロビンとウォーズがやられたらアッサリミッショネルズに乗り換えたり
「金返せ」と暴動を起こす日本のファンも見習ってほしい姿勢ですね



 「わたしの役目はおわった」と去っていくカメハメに
「このハワイベルトをキミに!」と追いかけるキン肉マン


このコマすっごい好きなんですよね
アニメだと省略されていた記憶がありますが
(現在一日一話ずつ見直してはいますが)



「カメハメなくしてこの勝利は無かった」と
「やはりハワイのチャンピオンはカメハメであるべき」という二つの敬意が
キン肉マンのこのセリフ一つからくみ取れることが出来るんですよね



「きみに」もそうですけどやはりこの頃は後の
超人タッグトーナメントであきらかになった年齢設定より若いつもりでカメハメを描いている気がするなあ

おそらく40代くらいを想定して描いてたんじゃないかな



キン肉マンとも師弟というよりは友人関係みたいな距離感だし


この頃のカメハメとキン肉マンならちゃんとタッグトーナメントで優勝しても
トロフィーを引き抜けそうではありますが




 カメハメがうけとるわけにはいかないと言ったため
ベルトを返還したキン肉マン


この後ジェシーが再びジェロニモに挑戦されるまで
チャンピオンに返り咲いた事を考えると彼もまた誇り高い王者であると言えるでしょう




 前回の感想の追記:カメハメが「風林火山」を使うのは日本かぶれか!?
と推測しましたが彼の好物が「日本の醤油ラーメン」であることを忘れてました

おそらくかなり日本の文化を勉強していると考えていいでしょう


 総評・・・90点

後のカメハメの活躍を考慮に入れなくてもかなり感動できる面白い回です
ロビンとの決勝戦は「運」や「無意識」の要素もかなり強かったので
本物の「スーパーヒーロー」としてのタ-ニングポイントはこの試合だったかもしれません



問題はここから、遠征編で「読むのがしんどい」とされる団体抗争編


これまでの点数は大甘でもなんでもなく純粋に
「漫画作品としての面白さ」として80~90点を点けてきましたが
これ以降の話は60~70点を点けることも辞さないかもしれない





 絶対カメハメヘッドも付属するべきだったとおもうよグレート



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