アニメ エロマンガ先生 バッサリ感想 総評 レビュー

 全12話を振り返り全体を見て感想、総評を書いていく

始まったころは「俺妹」最終話の衝撃がまだ頭に残っていたので
色々不安もありましたが終わってみれば「俺妹」とは
別のアプローチの作品として受け入れていました


多少「読むためのルール、楽しむためのルール」が存在するのは確かですが
それを割り切れば(リアル業界ものではなくファンタジーと割り切るべき等)
「俺妹」に夢中になった時同様「濃い」キャラたちの立ち回りが面白くて
何度も何度も最新話を見返す程おつまみ感覚で楽しんでいました
(ニコニコの無料視聴期間中に)



 「桐乃」という妹は「最初は生意気でも本音では兄が大好き」
という典型的なツンデレ(当時は逆に古かった感じがしたかな)
でオタ受けはあまり良いタイプではありませんでした


しかし心根の部分では兄に対して愛を持っている事
声優である竹達彩奈の迫真の演技もあって
(というか竹達氏のそれが桐乃に近い物をお持ちなので)
徐々に兄京介と同調して題名同様「こんなに可愛くない」と
惹かれていく構成でした



対する紗霧は「小さい」「おとなしい」
兄に対して素直になれない点を除いて桐乃とは別のアプローチをかけてきました


最初からオタ受けMAXにし
「一目ぼれ」に説得力を持たせた上で最初から両想いであるにも関わらず
すれ違う様を描く方向性で話が進んでいきました



 その他のヒロインはどうか?
最終回付近の告白ラッシュからわかるように
「告白して断られたヒロインに再浮上は無かった」前作と違い
エルフもムラマサも告白が敗れてからもガンガン攻めていきます


これは前作の反省を活かした妙手で
「どうせ兄と妹が幸せなキスをして終了なんだろ?」と読めていても
そこまでに至る過程がまったく読めなくなる


唐突に初キスを奪うヒロインは妹ではなく
エルフやムラマサかもしれないし智恵ちゃんかもしれないし
担当編集かもしれない

国光かもしれない



 私は最初この楽しみ方に気づかず
エルフが勝手に勝負をいどんで勝手に負けを認めた「4話」
同じくムラマサが勝手に勝負を挑んで自爆した「7話」を
比較的低評価で判定しましたがアレは「始まり」と考えれば
評価を改めるかもしれない


「俺妹」の最後のまとめ方が雑だったので
「また妹と兄のハッピーエンド?のために他のヒロインが勝手に自爆するのか」
と最初は警戒していましたが



つまり「フラれてからが本番のラブコメディ」と捉えれば
あの展開は必要な物であり11、12話のあの盛り上がりに
繋がったと納得できれば良いのだ



 続いて幼馴染枠「田村麻奈美」と「高砂智恵」における比較

念のため断っておくが前作の京介の「幼馴染であり同級生」である
田村麻奈美とは違い今作のこの枠と思われる智恵は
「同級生だけど幼児の頃から交流があったわけでは無い」

仲のいい同級生だが幼馴染では無いという事を記述しておく


主人公の幼馴染であるという事は実の妹である桐乃とも幼馴染という事

それゆえそのベクトルが「友達」から「ヤな奴」に変わってしまうと
とことんまで喧嘩してしまう関係になってしまう


事実声優佐藤聡美氏が発言していた「おばあちゃんっぽい麻奈美を一度壊さなきゃ」
からも推測できるようにそれまで比較的麻奈美に良印象を抱いていた
視聴者読者を一気に突き放す立ち回り


最終話の腹パンが有名だが私としては13話の
桐乃の「あたしの兄貴を返せ!」に対し
笑顔で「ダーメ♪」と答える所で戦慄してしまった


「幼馴染」を兄と妹の最終試練として設定する場合
どうしても今まで積み重ねてきた
「順当に事が進めば優しいお義姉さんになれる」イメージを
ひっくり返して「完全な悪者」にしなければならない


しかし智恵はどうか



「同級生だが幼馴染では無く紗霧とも面識がない」

という設定が仮に紗霧が智恵に辛く当たったとしても
智恵が優しく接すれば智恵の株が上がるし
逆に智恵が怒ったとしても「無理はない」と同情される

麻奈美の場合過去に桐乃に「カッコいい兄などいない」宣告をした事がが足かせとなって
桐乃に優しくするのも「嫌味かな」と捉えられたり
桐乃の怒りに対しても「これは桐乃が正しい」と逆に桐乃が同情されてしまう


あくまで2週目以降に俺妹を見たらの話だが



智恵は紗霧と面識がない設定故に
優しく接しても嫌味とは捉えられず智恵自身の優しさや社交性から
にじみ出たモノだと好印象を与えることが出来るし

「なんだこの妹」と紗霧を邪険にしたとしても
「紗霧の本性を初めて知ったのなら無理はない」と同情される


どちらに転んでも智恵の印象が悪くなることは無い良采配だと思う




 ここまで総括して何が言いたいか
つまりは同じ作者、キャラデザ、妹物でありながら
両者は全く違う作品であるという事だ


むしろ真逆
「エロマンガ先生」は「俺妹」に対するアンチテーゼで成り立った作品とも言える



どちらかしか見てない人は勿体ないからどちらも見た方が良い


「エロマンガ先生」は「俺妹」執筆で得た反省を
随所に活かした作品なのだ


と、ここまで書いたのだが決して「エロマンガ先生」は「俺妹」の
上位互換と断言するわけでは無い


「反省を活かした」からといって前作を超えるとは限らない



結局物語を彩るのはいつだって「キャラクター」なのだ


「俺妹」を超える作品になるかどうかは今後
おそらく今の人気を維持していけば放映されるであろう
「二期」にて今期で出番の少なかっためぐみや智恵などを含む
登場人物たちがさらに「キャラクター」を魅せる展開を広げていけるかどうかなのだ



そういう意味で今作アニメ版「エロマンガ先生」は初めから
出番の少ないめぐみと智恵は割り切って「二期ありき」の構成にしていたのだけ
少し気になった、というか引っかかったというか気に食わない?とまでは言わないけど
そんな歯がゆさが残る作品でもあったわけだが



 全体総評・・・90点


12話だけじゃ描き切れないキャラクターの内面も多々あるだろう
「二期」で完結しないほど原作はストックが溜まってそうだが
後の展開でキャラクター達の完全燃焼に期待を込めてこの点数を点けさせていただく




特に智恵ちゃんをもっと出せと
おぱんつや胸的な意味でも










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