アニメの原作 エロマンガ先生(小説) 1巻 二章 感想レビュー

(2017/07/08記述)

 ほとんどアニメ版と同じなので拾えるところが少ないですが
拾っていきます
併せて読もう


めぐみの「死んだら悲しみそうな人は500人くらい」に対する
正宗の返答「じゃあ紗霧の勝ちだ」


意外とネット上で騒がれている有名人の死なんて
アッサリしたもんだと思いますがね


「性の喜びおじさん」が殺された時も
熱心なファンが「報復だ!」と立ち上がる可能性もあったわけだけど
そんなの無かったし

なによりあの現場目撃したファンとおもわしき学生が

「ちょwおじさん取り押さえられてるww」

みたいな傍観を決め込んでたし



お前らファンならそこは止めに行けよ

サラリーマンの男3人にびびった結果
おじさんが圧迫されて死に至ったんだから


結局ネット上の有名人に対して
「私あの人のファンなんです~」と公言してる人ほど
その本人が殺されそうになったり大変な時に冷たく突き放す物なんですよね



ネット上のタレントなんて所詮それくらいの扱いだと思います

仮にヒカキンやはじめしゃちょーが過剰なファン、アンチ等に
刺殺されたとしても数日たてば割とフツーに世の中回ってると思う


まあそういう冷静な友人はめぐみの「500人」の中にもいそうだけど




 実のところ小説家の悩みというのは9割がたこれで解決できる


Q:自立したいです A:小説を書け

Q:過去のトラウマを引きずっています A:小説を書け

Q:仕事がうまくいきません A:小説を書け

Q:貯金が無くて将来が心配 A:小説を書け



Q:妹と仲良くなりたいですどうすれば

A:小説を書け



んなわけあるか!!


Q:妻が最近冷たいですどうすれば

A:小説を書け


Q:仕事ばかりしていたら妻から離婚を言い渡されましたどうすれば

A:小説を書け

Q:家庭を顧みなかった夫側の私が慰謝料を支払わなければならないようです

A:小説を書け


このような事態に陥った場合
理にかなった回答は最後だけなんだよなあ


たまたまイラストレーターが妹だったから
小説を書き進めることが妹にも関係しているだけで
もしもこれが普通のひきこもりの妹なら
仕事に専念すればするほど心は離れていくんだよなあ





 兄さんの新作おもしろいわ、マジ泣きよ!
重版だって!私のイラストたくさんの人に見てもらえるのね!
アニメ化よ!素敵!私たちのキャラが画面で動くなんて!


にゃ~んお兄ちゃ~ん好き好き大好きっ♡ちゅっちゅっ



よし!何も問題ないな!




あるわ!



正宗の妄想シーンより抜粋


前作俺妹でもそうですがアニメ版で
正宗が人格者に見えてしまうのは主人公の心の声がカットされてるからだが

この妄想シーンは是が非でもアニメに落とすべきなんじゃないっすかね


これが挟まってるか否かでアニメ4話「エロマンガ先生」で
正宗が小説を読ませて告白するシーンの説得力が生まれると思うが



併せて読もう



 好きだった作品がアニメ化等で有名になって巷で騒がれていると
モヤモヤする

「俺の方が前から知ってましたケド!」という気分になる正宗



気持ちはわからなくもないですけどね

アニメ化すると急に湧き出す人種は例の女子(それを何女子と呼ぶかは断言しない)
等が該当しますが

「ジョジョ」なんかはこれが顕著ですね


一番肩身が狭い思いしたのは普通のジョジョファンの女性だと思う
キャラクターをそういう目線じゃなくてアニメ化前から純粋に楽しんでた女性も
アニメ化以降「あっち系の女子が増えたな」みたいな目線を向けられがちというか

本人はそういう楽しみ方をしていないにも関わらず


結局何が言いたいかというとアニメ化でファン層が広がるのはいいけど
あっち系の女子、しかもその中で自重できない種類(あの昆虫に例えられる)
が騒がずというのは永遠の課題の一つとして向き合わなくちゃいけないんだなあと


例を挙げると
「あーんスト様」を手紙で送るのはセーフだけど
そのヨイショ本を原作者本人に送ったり純粋なファンも目が届く場所で
「あーんスト様」を直接口に出すのはいただけないというか



 エロマンガ先生の話に戻ります


「アニメ化したら騒ぎやがって」って感想は裏を返せば
「自分もアニメ化してより大勢の人に知られたい」って事なんだよなあ


こういう作家に限って自分の作品がアニメ化したら
「お前らーアニメ化する前は知りもしなかったくせにー」
と鼻の下伸ばしながらデッレデレな態度を取ると思うと
夜も布団の中でニヤニヤだわ




 ネットゲームそっくりの異世界に召喚された最強プレイヤーの主人公が
俺TUEEEEしながらたくさんのヒロインと仲良くなっていく



山田エルフの本の内容らしい


面白いのかそれ


なろうで流行っている異世界転生俺TUEEEハーレム物を皮肉ってる?



正直異世界転生無双モノって「異世界」だから主人公の成長というか
現実世界での評価は変わってないんですよね


異世界から帰還した後主人公の成長がちょっとでもある物語ならいいけど

正直感触があろうが異世界でモテてもゲームと同じ逃避でしか無い気もしますが

(仮にDTがあっちの世界でモテまくったとしても女遊びに飽きた瞬間
自分が何もない人間だと気づかされるだけだと思う)



しかしながらマサムネの良い所は安易にこういう
流行りものに逃げないところかもしれませんね



 「飯田橋に巨大隕石が飛来して出版社ごと粉々にしてくれねえかな!」



同じく正宗の心の声から

アニメ版でマサムネが書いているレーベルは現実世界でエロマンガ先生を出版している
「電撃文庫」とおなじ名称でしたが
その大本アスキーメディアワークスもそのまま名称を使ってました

(世界観が同じはずの俺妹の出版社は「雷撃」文庫になっている)

アニメ版バクマンが「少年ジャンプ」ではなく「ジャック」と名称を変えているので
何が基準で元の出版社や雑誌名を使えないかは不明ではありますが


調べてみるとマジで飯田橋のすぐ近くじゃねえか
実在のアスキーメディアワークスも!


本当にプロの小説家というのは過酷な職業らしいですね
好きで始めた仕事のはずがいつのまにか繰り返されるボツの嵐に
「担当編集死んでくれねえかな」と心を病んでしまう


「なろう」等小説サイトから小説化される場合は
自分でボツにするかどうかを決められてそれ以降の話の
続きを書く場合でも「好き勝手やったから出版されるまで有名になった」と
理由を付けて担当編集のボツを拒否する事だってできる



もしかして
異世界転生俺TUEEEハーレム小説を皮肉ったのは
「なろうの作家はいいよな!ボツ出しされずに好き勝手書けるんだからな!」という
伏見つかさ先生本人の血の叫びも込められていた!?



2017/07/11追記


 原作版山田エルフとの出会い


アニメだととがった耳に対して言及はなかったものの
「本当にエルフ!?」と驚愕している正宗


「指輪物語から出てきたみたいって思ったでしょ」と得意げなエルフですが
正宗は「良塾系のエロゲーから出てきたみたいだ」と心中


アニメ版最終話でエロ同人を堂々と受け取っていたり
エロゲーにそういうシチュがあるのを知ってたり


未成年のくせに前作の桐乃のように
R-18モノを通販でたしなんでいるのか



 美少女天才イラストレーターアルミちゃん


アニメ版ではあっさり今まで組んでいたイラストレーターから
エロマンガ先生に乗り換えるような立ち振る舞いでしたが
原作では一応フォローが入っている模様

エルフが組んでたイラストレーターはアルミちゃんという名前らしい


しかしながら「また」若い女性のキャラクター


ここまで若いラノベ作家、イラストレーターが多いと
マサムネと紗霧の特別性が薄れてくる気がしますが



展開によってはまた正宗に惚れるヒロインの一人として
登場する余地を残しておきたいのかまた美少女設定のキャラ
(これを書いている時点では原作はまだ1巻しか読んでない)


オッサンのイラストレーターもきちんと描写することで
紗霧のキャラクターがきちんと引き立つと思うんですけど


読者はオッサンよりも美少女を求めているという事でしょうか


オッサンもしっかり書くことで赤城瀬奈的な女子
(それを何女子と呼ぶかは断言しない)の層も取り込めると思うんだけどなあ




 「神に選ばれたわたしは行き詰まり飽和しつつあるラノベ業界のパイを広げ」

アニメ版より伸びているエルフの独白シーン


「飽和しつつあるラノベ業界のパイを広げ」てるどころか
ラノベとしては直球王道な異世界転生ハーレムものを書いているわけですがそれは


自身のモチーフである「エルフ」を掘り下げたファンタジーなら
今の時代逆に新しいとは思いますが




 総評・・・89点


一章で「もしかして俺妹より勢いがない作品?」と身構えてしまう読者も
この章で「面白くなりそう」と思える引きに満ちた章だと思う

アニメ版との共通部分だがめぐみとエルフの登場
「ぱんつはひとりで洗うから」のオチが秀逸




 ぶっひいいいいぃぃぃいいいいい!喜んで下僕になります!エルフさま~





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