キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー マッスル・リターンズ その1

 ついに37巻の感想文も最後の読み切り
「マッスル・リターンズ」を残すのみとなりました

が、これが最後の砦
というよりこのマッスル・リターンズの
ツッコミ所をまとめたいがために37巻のレビューを始めたような物です


 まずはどこかの記事で書いた記憶があるのですが
改めてこのマッスル・リターンズが描かれた背景を説明します


当時集英社を離れ
(週刊少年ジャンプで打ち切りを連発したことにより契約未更新通告)

角川のエースやエニックス(現スクエニ)のガンガン等で描いていた頃

いわゆる「迷走時期」「冬の時代」と言われるゆでたまごの10年間


エヴァンゲリオンの綾波レイのモデルとなったと噂される
角川の女性編集者がゆでたまごに
「漫画家にとって一番つらい事は読んでもらえない事」と諭し

「未発表の原稿と一緒に新作を描いて本を出しましょう」とゆでたまごに持ち掛けます


そうしてキン肉マンの読み切り二本+別作品読み切り一本
+描きおろしで収録された本が「マッスル・リターンズ」であり
この本のために書き下ろされたキン肉マン読み切り一本こそ同名作
「マッスル・リターンズ」なのです


 この作品が世に出た事でキン肉マンファンの再評価を得たゆでたまごですが
集英社側はそうもいかなかったようで

Drスランプのマシリトのモデルで有名な鳥嶋和彦が
「集英社以外でキン肉マンを描くようじゃおしまいだ
今後一切ゆでたまごにはうちでは描かせないようにする」
社内を「ゆでたまご出入り禁止」体制を敷こうとするも
別の編集者がそれに反発

(角川やガンガンで描いてるときも一応
ワイド版キン肉マンの表紙イラストという形で集英社から仕事は来ていたが)


「集英社は鳥嶋だけの会社じゃない」とプレイボーイ誌に
ゆでたまごに「またキン肉マンを描きませんか?」と誘ったとか


※上述された情報はあくまで噂程度に


 と、描かれた背景も問題だらけですが中身がさらに問題だらけ


何と言っても「成長したミート君」の思春期っぷりは
かつてのマスコット感を損なわせキモいキモいの酷評

後の「二世」の姿とは異なる白銀の鎧を身に着けた
ケビンマスクも出てくるのですが


37巻収録用に(それ以前に何かで再録された気がするが)
「二世」とつじつまを合わせるためなんと


「ミート君が出ていた場面を全部ジェロニモに差し替える」という
荒業をやってのけたのです


関連記事:キン肉マン 考察コラム


これにより

不自然にジェロニモが目立つわキン肉マンに心酔してるわで
もう何が何だか


元々「キン肉マン」という作品は整合性抜きに楽しむものだから
開き直って「これはパラレルワールドです!」と公表してしまえば楽になった物を


闘将のラーメンマンなんかは
一話ごと、下手すれば1ページ、1コマごとにパラレルワールド
が展開しているような矛盾っぷりなのに



ともかくここは「ミートとジェロニモの差し替え」問題よりも
「37巻」収録分の内容と共通するところを中心にレビュー、ツッコミを入れていきたい




 まず見開きのタイトル絵
正義超人が勢ぞろいしているわけですが当時のゆでたまごは
明るい色使いを好んでいたので(ワイド版の表紙をみてもらえればわかるが)

原作者が描いたのにニセモノっぽい色になっていました


いまこの作品を確認できる「37巻」では白黒ですが
当時は原作ともアニメカラーとも違う微妙に偽物っぽい色に
「ん?」と違和感を感じましたが



時代背景は王位争奪編から5年後

「第一回超人究極(アルティメット)
チャンピオンシップにとんでも無い事が起こっています」


「超人名鑑にすらのっていないまったくの無名の超人が
ウォーズマンを破り、テリーやバッファローマンに混じって
トーナメントを勝ち進み・・・」



先ほどシリーズが終了した「完璧超人始祖編」は
時系列的にこの作品より前の出来事ですが
完全な後付けなので敢えてこのシリーズとの矛盾点は指摘しません


ツッコミ所はまず「超人名鑑」
どんな本だそりゃ


後のムック本や解説本などでは
この名称が人物事典的な意味で使われたりしていますが


その本に全超人のデータが記載されているのなら
どんな敵が現れてもそれを読めば能力が分かってしまうと思いますがね


まさかクラッシュマンがなぜか知っている未公開情報だと思われていた
「カーメンの弱点は額のコブラ」はその本を読んで得た知識だった?


 関連記事:



深く考えないで現実世界の「プロレスラー名鑑」みたいなモノと思っておけばいいのかな
炎上系シャムに唯一負けたクソザコYouTuberシバターがプロレスラーでもあるに関わらず
「プロレスラー名鑑には載っていない不思議な不思議なプロレスラー」であるのと同じ
で「マイナーな超人やデビューしたての超人は載せない」本なのでしょう



そしてウォーズマン、あっさり一言もセリフが無いまま
新人さんにやられとるー!!


この時期のゆでたまごはファン曰く「ウォーズマンの事をなにもわかっていない」
「実は人気のある超人」とはまだ解明していなかった頃
王位争奪編のあの扱いの延長線であるのか

ろくすっぽ戦闘シーンも描かれないまま
リタイアしています



あ、この先ウォーズマン1コマも出ないのでよろしく


というか試合ですら「すでに倒された」状態なんで
本編には1コマも出ていません

表紙と回想シーンだけです



これらの状況からもゆで的にもまだ
「ウォーズマン?ださんでもええやろ」な扱いだったのでしょう



そしてトーナメント表


「究極の」と銘打ってるわりに悪魔、完璧超人が参加できない
超人オリンピックと同じく正義・残虐超人のみのトーナメント表


その出場枠を16も採ったせいでティーパックマンや
ジェイシー・メイビア(しかもペンタゴンに勝ったことになってる)
そしていつものスペシャルマンカナディアンマンなど意外なメンバーが本戦に
出場を果たしています


超人タッグトーナメントの時みたいに

「どこが選りすぐりの超人だ!からっきし弱いじゃねーか金返せ!」


と暴動が起きないかどうか不安になる人選なんですがそれは



そして今、準決勝戦まで勝ち進んだバッファローマンを
締め上げているのは無名の新星ブラジル出身「BUKIボーイ」


「BUKI」と言っていますが武器を隠し持っているではなく
「歌舞伎」「傾奇」の方でBUKIらしいです



「完璧超人始祖編」の闘いを経たバッファローマン相手だったら
あっさり勝てそうな相手ですがそこはご愛敬

パラレルワールドだと思って読み進めるしか無いです


(そもそも悪魔超人にもどったバッファローマンがこの大会に参加できたのか
という矛盾にもつながってしまうため)



果たして新超人BUKIボーイとはいかなる実力の持ち主なのか?



続く






 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン 考察コラム#23 きこうしロビン (無印、完璧超人始祖編)

 鋼の貴公子と揶揄される正義超人のリーダー的存在
ロビンマスク



キン肉マンを深く読んでいる人たちなら彼の性分が
「貴公」ではなく「奇行」なのはご存じだろう


あえてそんな皆知っている事柄をまとめて記事にする


 奇行行動その1:
そもそも初登場回の巨大化スパーリング


冷静に考えればただの迷惑行為だからすごい
スグルが巨大化しているからと理由づけもできますが

後にロビンマスクは巨大化した動物たちを眼力ひとつで
元の大きさにもどせる能力の持ち主だと判明したので
それを使えばよかったのでは?と思ってしまいます



 奇行行動その2:
選手紹介できっちりポーズをつけてアピールする

これ自体は別によくあることなんですが
その直前にキン肉マンの派手な入場シーンを想定して
ハングライダーでの入場を考えたトレーナーのガニアマスクに
「ここまでしなくても」と発言していたので

尚更ここのアピールシーンが際立ってしまいました

目立ちたいのかそうでないのか

まさしくガニアと同じ感想「わからんようになってきたこいつの性格」です


この立ち振る舞いは息子のケビンにもしっかり受け継がれ
実在のレスラー武藤敬司のポーズにて要所要所でアピールします


ケビンは「おくゆかしい親を困らせるつもりでやっている」
つもりですが結局父親と同じ道をたどっているという微笑ましさ




 奇行行動その3:オクトパス・ドリーム


直訳:タコの夢

フォールを繰り返して相手のスタミナを奪うこの行動
事前に鎧を脱いで裸になった事によりより絵面的にも
ママ小百合が言うように

「ロビンマスクの変態~!!」な行動になってしまいました


キャプテン翼の時代だから余裕であっち系の女子
(それを何女子と呼ぶかは明言しない)
が繁殖している時代ですが果たして
ガチムチパンツレスリングシリーズを先取りしたかのような
この二人の絡みは当時需要があったんでしょうか




 奇行行動その4:死んでもらいます!


なぜか敬語になるロビンマスク
この奇妙な口ぶりは後に弟子のウォーズマンの「ござーい」にも受け継がれてしまいます

ケビンの代では解消できた・・・?

(と思いつつ検証のため読み直している所ですが)


そしてマスクの円錐部分でキン肉マンの背中を滅多刺し



「う・・・うまい、反則攻撃を使わずこれだけの狂乱ファイト」

「せんぬきもフォークも使ってません」



と感心してしまうテリーとミートもツッコミ所満載ですが
ともかく準決勝戦までのロビンが築いてきた華やかなチャンピオンの
イメージとは打って変わって残酷な攻撃


思えば「華麗なロビン」の命日はこの試合だったのかもしれない
(悪魔将軍並みの言い回し)





 奇行行動その5:執拗な抗議


背骨が折れたと思われたキン肉マンが無意識に極めた
メキシカン・ローリングクラッチホールドにて3カウントを取られてしまったロビン


その光景があまりにも一瞬すぎて
ロビン自身も状況を判断するのに時間がかかってしまい


「キン肉マンはギブアップしたはずだ!」

「背骨が折れたらギブアップと同じ」

挙句の果てに


「ウソだ~!!あの技にかかって五体満足だったやつはいないんだ~!!」


小学生のキン肉マンごっこの言い分か!!


とツッコミたくなるような駄々のこねよう


元チャンピオンかつ英国紳士
なんだからどっしり構えて潔く負けを認めてくれい


※この「英国紳士」というイメージ自体
諸外国が勝手につけたイメージではあるが



 奇行行動その6:表彰式にジャージのロビン


子供の頃は読んでいてなんとも思わなかったのですが
よくよく考えてみると奇妙な光景


パン一が正装のキン肉マンや足を負傷したテリーが
ラフな格好なのはまあいいとして


紳士的にここは正装じゃないのか?と


決勝戦終了後間を開けずに表彰式に移ったのか
それともキン肉マンに負けたショックで
服なんか選んでられるかな思考に陥ったのか


おそらく正解は後者

この後ロビンは妻アリサとともに
定住先を探す旅に出かけるのですがその時の格好も
今までのチャンピオンとしての貯金がいくらかあるんだから
(そうでなくても金持ちの家系だし)
人間に足ぬけしたあの時のように服くらい買えと
言わんばかりにボロボロのマントをわざわざ羽織るロビン



「俺ってばキン肉マンに負けて傷ついちゃってるぜ
なんかこのボロボロのマントがその心の傷を現してるみたいでカッコイイ」
とでも思っちゃったんですかねケビンの父ですから


と思ったらケビンも家出直後はこんな感じでしたね

父の行動をここまで真似ていると

「お前ら本当は親子仲良いだろ」
とツッコミたくなりますが





 奇行行動その7:世界遠征編のロビン


ロビン本人曰く「自尊心というちっぽけなプライド」に固執していた時期

キン肉マンに負けた事を「何かの間違いだ」と認めず
定住先の国も仕事も妻も捨てて超人同盟の思うがままにされても
再戦を望んだロビン


「もっとスポーツマンシップに則って爽やかに正々堂々と
「次のオリンピックでは私が勝つ!」とは言えなかったのか」
と思いましたが


よくよく考えれば「国外追放」というのはイギリス代表じゃなくなるって事ですから
実質超人オリンピック参加不可


国籍をはく奪されたって事はオリンピック以外の大会にも参加不可で
超人レスラーとしても終わってしまうって意味もあったんですね


(一応アフリカで動物管理係という聞きなれない職種おそらく環境保護か何か
に務めていたらしいがアフリカに帰化したかどうかは語られなかったし
後々イギリスに戻ってなし崩し的に国外追放はなかった事にされてるし)



ロビンマスクの奇行行動はまだまだ序の口
むしろ物語終盤に向けて加速していく


まさしく「重たい鎧のおかげで速く落ちる」ロビンスペシャルのように


続く






 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー キン肉マンの結婚式!! その5

 すっかり長くなってしまった「キン肉マンの結婚式!!」の感想文

本気で殴り合う二人は本音をぶつけ合います

「ガーリック臭い男が!たまには歯を磨け!」

マジでキン肉マンの健康状態が不安になってくる一文ですね
せめて牛丼屋でも野菜セットと一緒に頼めばまだマシなんですけど

牛丼は塩分も糖分もマッハな食品ですので
さすがに歯を磨かないのはちょっと


終いには匂いどうのこうのよりも歯が溶けだすと思いますが
そこは「超人だからだいじょーぶ!」とか
「加圧トレーニングしたら新しい歯が生えてきてからだいじょーぶ」なのでしょうか


まあ「二世」での老体っぷりを見ると
若い頃から健康管理しておけと忠告したくなりますけどね



 対するキン肉マンの本音は
「年がら年中長靴で街を歩くなカッペ野郎!」



初登場時はローファーと長靴(リングシューズ?)を
履き分けていた気もしますが


テキサスはアメリカじゃ田舎なんで
「テリーは華やかでおしゃれな外国人」のイメージは
おそらく日本人視点からみたテリーのイメージでしょう


キン肉マンは一度直接テキサスに向かってるし
そこでテリーが田舎っぺだという事を知ったのでしょう


 「やめさせなきゃ」と慌てるミートに
「やらせるんだ」と見守るバッファローマン


「ふたりの気が済むまで何時間でも」



恐らくバッファローマンがかつて在籍していた7人の悪魔超人
の間でもこういったやりとりがあったんでしょうね
と勘ぐってしまいます


スプリングマンとステカセ辺りは本当に何時間も殴り合ってそう


バッファローマン自身もそんな殴り合ってわかる間柄が
心地よくて六騎士に昇格するより平悪魔を貫いたとか

ちょっと考えすぎか


 「結婚したら早くベビーを作るんだぜ!」

「お前こそ元気でカワイイ子をな!」



「早く」出来ましたか?
「かわいい子」は出来ましたか?



およそ15年程子供が出来ない状態が
スグル家もテリー家も続くんですけどね



「二世」は最初短期間の集中連載のつもりで
新世代超人はキン肉マンの息子だけ登場させるつもりが
正式な連載になりテリーの息子を登場させることに


「スグルとテリーの子供は同い年じゃないと」
と考えたのか随分とヘンテコな後付け設定で

「テリー家もスグル家同様ずっと子供が出来なかった」事にされてしまいました


唯一ケビンマスクだけは万太郎とキッドより4歳年上だったりしますが



そして「かわいさ」
我が子はどんなに生意気でもかわいいのが親の心情ですが

万太郎とキッドに関して言えば

夜遊びするわ王様ゲームするわ父を敬わないわ・・・



と書いたけどスグルとテリーの若いころもこんな感じだったかもね



残念なのはやはり「キン肉マンVSテリーマン」でも書いた
「キッドが万太郎の背中さえ見えない程追い抜かれた」事でしょうか


 「その子同士闘わせようじゃねえか」
「それはいい案だ!絶対に負けはせん!」


「男の子」がうまれる前提かつその子が超人レスラーを志す前提なんですかね?


女の子だったりミートみたいな頭脳派が生まれる事は想定してないのか
親同士が盛り上がるのはいいけど子供の道は子供に決めさせるべきかと



ともかく「おめでとう!」「ありがとう!」を交わし合い倒れる二人


この後キン肉マンは身体をひきずってキン肉星に帰ったのでしょうか




 スパーリングが終わったリングで語らい合う7人のスグルの親友たち

「いいもんだなあ闘いって」
「スカッとするしなにより連帯感が湧いてくる」


「自分の極限のパワーを知る喜びは人間には味わえない」

人間の世界にもプロレスがあるんですけど!?


「悪行超人との闘いは御免こうむりたいがな」

悪行超人にまっこうから立ち向かっていったからこそ
今の正義超人軍があったりバッファローマンの転身があったりすると思うんですけど


「あのアホとなら何度でも闘ってもいい」


「バカ」なのではなく「アホ」なのが
大阪生まれのゆでたまごっぽいエッセンスです


あっちの地域じゃ「バカ」は侮蔑で「アホ」はある種の誉め言葉ですから



そして「無事に間に合えばいいが」と憂う親友たち



 キン肉星では26回の鐘が鳴り終えようとしているとき
キン肉マンがその姿を見せて観衆をざわつかせました


本当に500憶光年離れた星に一瞬でたどり着ける技術が凄い


馬車に乗るスグルとキスをするビビンバ

この時のビビンバの作画が彫刻を見てそのままかいたような違和感ですが
女性キャラはお察しのゆでたまご画なのでご愛敬


そして冒頭の「たぐいまれなる肉体と精神力をもった闘い人の事を
超人あるいはCHOJINと呼んだ」で締め



 総評:97点

 この頃はとにかく長ったらしい上に「どうせ万太郎が勝って終わる」事が透けていた
「究極の超人タッグ編」の途中であり
(前回この作品を2010年発表と書きましたが間違いでした
正確には2008年、Toloveるも連載中です)


しかも終わりが見えない状態だったので「初代」の読み切りは
カンフル剤でした


「二世」でゆで氏を見限り気味だった私も
「やっぱり今でも初代ならいい話を書くんだな」と感心して

「初代だけやってればいいのに」と思っていました
約3年後それが実現するとは全く知らずに



 簡単に言えば
「男同士でアホやってた親友が結婚するのが寂しいから最後に暴れちゃえ」
って話でしたがそれをここまで魅せられるのはやはり初代の
「キャラクター」達がしっかりしているからなのでしょう

まさしく「キャラクターが話を動かす」展開を理想とする
週刊少年ジャンプ向きのお話だったのでは無いでしょうか


そして作中でやたらと説明セリフが多かったのも
「初めてキン肉マンを読む今の子供にもわかりやすく」といった配慮で
ここからキン肉マンを読んでみた2008年時点の子供達もいたのではと思います


惜しむべくはこの当時が「二世」連載時であった事
「完璧超人始祖編」の時にこの話を同じく週刊少年ジャンプに
載せていれば世代を超えた火付け役としてもっと盛り上がったかもしれない







 キン肉マン感想、考察関係もくじ

キン肉マン振り返り感想文 第37巻 レビュー キン肉マンの結婚式!! その4

 キン肉マンの次の相手はバッファローマン
「もうやめにするか?」と提案するも
「へのつっぱりはいらんですよーっ!」で戦闘開始


週刊ジャンプで初めてキン肉マンを見る読者のために
名言を盛り込むスタイルは好感が持てます


ハリケーンミキサーに被弾するキン肉マン

回転をバッファローマンの角に掴まり回避


そのままキン肉バスターへと繋げます

しかしバッファローマン相手にこの流れは
「返してくれ」と言っているようなもの


アッサリと6を9に変えるリベンジバスターをくらってしまいます

理論的な漫画が増えてきた昨今、それを読みなれた子供にとっては
「は?」な展開かもしれませんが最後まで読んでほしい


「強豪を相手してからのキン肉バスターは無理があるってものよ」
とバッファローマンは言いますが

キン肉マンの体調が万全でもただのキン肉バスターなら
バッファローマンが断然有利だと思いますがね



6人目の相手は正義超人軍の重鎮ロビンマスク

流れるような動きでキン肉マンに組み付き
今なおトップとして君臨するテクニックを見せつけます


アノアロの杖を考えないものとすると
ロビンの闘い方って特殊能力を使わない正統派レスリングなんですよね


ギミック超人や能力超人が増えていく中旧作で
最後の最後まで人気と実力を維持し続けたロビンは凄いです
(その結果弟子の出番を食ってしまう事にもなるが)



「スマートでさして体重も無いのにこいつに技を極められたらテコでも動かない」

そのイメージにオクトパスドリームが描かれてますが
アレはどっちかというと「ワザと返せるだけの余力を与えてスタミナを奪う」
のが目的だった気がするが



「スラーッ!」


奇妙な掛け声とともにタワーブリッジを極めるロビン



「世界最古の必殺技といえるロビンの代名詞タワーブリッジだーっ」

「最古」・・・?



人間が繁栄する数億年も前から「超人」はいたわけだから
「最古の必殺技」は無いでしょ


完璧超人始祖が後付け設定だとしても
古代超人界を荒らしまわったネプチューンキングとか
なにかしら必殺技を持っていたでしょ



ゴキィと音を立てるキン肉マンの背骨



「折れた!王子の背骨が~!」


いやいやいや、ミートは今までのスグルの何を見てきたんだよ


もちろんキン肉マンを読んでいる人にはわかりきっている事ですが
「初めて読む読者」に配慮しての説明ゼリフなのでしょうか


もちろんそれが原因で負けたロビンは
「お前の背骨が鳴りやすいという体質を知らず逆転を許してしまった」


「あの時と同じ轍を踏むかーっ」と飛び上がり
キャンバス落下時に逆タワーブリッジで勝利!



「本当に王子の腰骨が粉砕した音だーっ」



歩けなくなるだろそれ




本当に一切の手加減をする気が無い
いい友人ですよこいつら


「結婚式に出られなくなったとしてもお前が望んだことだからな」
とでも言わんばかりの猛攻




しかしさすがは超人
次の瞬間には腰骨は治って?再び立ち上がるキン肉マン


ウルフマンの引退事情を見るにこの世界では
まさしく題名通り身体の重要度は「筋肉>骨」なのでしょうね

ネメシスの肋骨を外す行為もそうですけど
「骨はいくらか折っても筋肉が無事なら大丈夫」な世界なのでしょう


じん帯やアキレス腱を損傷したウルフマンが引退で
何度も骨を入れ替えたりしているキン肉マンは現役

しまいには加圧式トレーニングで自ら骨を再生させる世界観だし
「骨はすぐ再生するからぞんざいに扱ってもいいけど筋肉は大事にしろよ」
という事でしょうか


まさしく「キン肉マン」


この漫画の主人公がキン骨マンだったら
逆の価値観になっていたんでしょうかね



 閑話休題
最期の相手はやはり一番の親友テリーマン


「スパーリングだが血も汗も出し切る後悔の無い一戦をしたい」
との事でテキサスファイト・デスマッチを提案するテリー


「投げ技を使用しないただ殴り合う決闘方法」

完全決着したいと言えば聞こえはいいですが
これテリーに明らかに有利な試合方法ですよね


キン肉マンの必殺技って基本全部組み技だし
「テキサスの暴れ馬」という異名の通り
テリーは乱打が得意だし


ともかく始まる最後の練習試合

やはりテリーが有利なのか確実にキン肉マンの鼻を捉えて
呼吸をしにくく追い詰める


「王子、なぜ肉のカーテンを使わないのです!?」


決闘方法を聞いておいてすっとぼけるミートですが
ここも初見の読者に
「キン肉マンにはこういう技があるよ」というアピールでしょうか



「引退した身だ、家でカワイイ嫁さんの作った牛丼でも食ってろ!」

カワイイ・・・?
この頃の少年ジャンプの読者はたぶんToloveるで鍛えられてたから
ビビンバでは萌えませんぞ


そして「牛丼」
「二世」で明らかになった設定でビビンバは「牛丼とカルビ丼以外全然ダメ」
との事ですので下手すればメシマズ嫁一歩手前でしたけどね


マリさんにしとけば毎日料理のレパートリーも豊かだっただろうに



「私は今でも超人だ・・・」


「闘ってなくちゃ成長できない・・・脳内のリミッターを外しておかなければ
生きられないんだよーっ!!」



かっこよすぎですねこのセリフ


本当にどうしてこの親から万太郎のような
「周りに振り回されただけ」で連載が終了してしまった塩キャラが生まれてしまったのか



「お前こそテキサスの田舎でナツコさんと
牛の乳しぼりに精を出していた方がいいんじゃないかーっ」



なかなか区切る文節を間違えてしまったら
意味深になりそうなセリフです


ですけど最初のツッコミところはやはり「ナツコさん」


キン肉マンのナツコの呼び方は「ナッちゃん」だったんですが
随分と他人行儀です


ゆでたまご自身がナツコを
「テリーの恋人やろ?それ以外なんかあったっけ?」と
初期のキャラである事を忘れている可能性もありますが


そして「ナツコさんと」牛の乳しぼりをするのか
「ナツコさんと牛の」乳しぼりをするのか



Toloveるが終わったばかりだから
生半可なサービスじゃこの時のジャンプ読者は納得しませんよ


という事でToloveる読者を取り込む意味で

「ナツコさんと牛の」
乳しぼりである可能性の方が高いと結論付けさせていただきます



 総評を絡めた持論を次で発表したい


続く


アイドル超人と同等以上の力を持ちながらキン肉マンとなれ合わない
カッコいい奴





 キン肉マン感想、考察関係もくじ

エロマンガ先生 感想レビュー 考察コラム もくじ

エロマンガ先生関係の感想レビュー、考察コラムの目次です

他のアニメの感想を執筆しようとした時期があったので
最下部に笑ゥせぇるすまんが置いてますが気にしないで

201706/25追記

このコンテンツは更新停止しました。新ブログで継続移転予定です
八神聖人の きよ日とーく エロマンガ先生 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 感想 考察
へ移住お願いします

続きを読む

プロフィール

八神聖人(やがみきよひと)

Author:八神聖人(やがみきよひと)
FC2ブログへようこそ!

リンクが自動増殖オートリンクの登録はこちら  by オートリンクネット
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
カウンター
詳細タグ

キン肉マン感想 エロマンガ先生感想 キン肉マン考察 

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR